主にJリーグについて語るBlogです。
今年のJ1で、一番多国籍な対戦になりそうですね。昨日の試合でもブルガリア、セルビア、韓国、日本、スロバキア、ノルウェー。ブラジル人がいない試合も珍しいです。 千葉の3バックは見事に3国籍。これは珍しいことです。個人的に思いつくのは、アルパイ(トルコ)、ネネ(ブラジル)、坪井の3バックや田口、ブッフバルト(ドイツ)、ボリ(コートジボワール出身、フランス国籍)なんかです。いずれも浦和ですね。 しかもジョルジェビッチ、ストヤノフ、アルパイ、ボリ、ブッフバルトは代表歴すらあります。優秀な3バックですね。 対する名古屋は、一昨年の外国人FW退団、昨年の玉田の負傷などによりFWが苦境に陥っていましたが、その間に津田や豊田(山形レンタル移籍中)が成長し、杉本がポジションを奪取、鴨川もコンディションが万全ならレギュラー候補だし、今季は巻が加入、一気にポジション争いが激しいくらいFW陣が充実してきました。ピンチはチャンスとは、まさにこのことですね。 PR 元日本代表FW鈴木隆行が横浜Fマリノス入りした。正直、現在の鈴木の評価はすこぶる低い。 今の代表で言う巻がそうだが、体を張るタイプのFWはドリブルやスピードが持ち味のFWよりは目立たないが、彼らの”潰れ”が攻撃に重要な役割を果たしているのだ。とはいえ、FWはやはりゴールも決めなければならない。 マリノスは奥、榎本達也、ドゥトラ、久保ら古参の解雇や早野氏の監督招聘も含めてフロントに対する評価はすこぶる低い。それを打ち破る結果を早野マリノスには期待したいし、開幕前の非難の声を打ち破るような鈴木の活躍にも期待したい。なんて言ったって、最近は音沙汰なかったのに彼はまだ日本国民に忘れられていなかったのだ。そういう声が相次ぐというのは、それだけ鈴木が有名だということだ。非難の声は裏を返せば興味を持ってもらっているということである。”興味”だけに終わり、シーズン後も叩かれるのか、それともマリサポに歓喜をもたらすのか。今季はマリノスと、そして鈴木に注目したいと思う。 高地/吉田 廣瀬 金裕晋 高橋 藤田/ユン・ジョンファン シュナイダー 飯尾 衛藤 新居/ユン・ジョンファン 長谷川 濱田 GK:序盤はシュナイダーと富永が相次いで負傷離脱でルーキー浅井が出番を得るも、シュナイダーが復帰後はさすが!の安定感。富永、中林の移籍が決定、シュナイダーの移籍の可能性もあり、来季の布陣は見えない状況。 DF:右SBには本来右アタッカーの長谷川が定着。途中で大怪我から復帰した小井出が出たこともあったが、小井出は再び負傷、長谷川がレギュラーに復帰した。CBは金裕晋を軸に飯尾、飯尾が中盤戦怪我をしていた間は加藤か村主が入った。左は主に高地。負傷ガチな吉田が万全な時は入ることもあった。 MF:ボランチは今季移った高橋が定着。パートナーにはユン・ジョンファンが入っていたが、終盤FWとの兼ね合いでユンが前で使われるようになったこともありルーキー衛藤が定着した。右の濱田も安泰。左は山城がレギュラーを張っていたが終盤はルーキー廣瀬がポジションを奪回した。ベテラン山口が全てのポジションを難なくこなす貴重なバックアッパーとなった。 FW:新居が文句なしの活躍。鈴木は2年目のジンクスに苦しんだ。そのため1,5列目に山口が入るケースも多かった。終盤はルーキー藤田が台等。新居の怪我もあり、ユンが1,5列目に入るケースが増えた。 退団:GK富永(横浜FM)、中林(G大阪)、MF濱田(C大阪)、竹村、小林、FW鈴木(水戸)、奈良崎 U-21代表:高橋 レンタル移籍中:GK田中(FCガンジュ岩手)、DF立石(V.ファーレン長崎) チーム最高の4位。新居をはじめ、濱田、高橋といった若手に金、ユンといった韓国籍選手の活躍もあって、戦力相応の順位であろう。新居を欠いた終盤も藤田の台等なども含めて乗り切る力を見せ、チーム力の高さをうかがわせた。で、問題は来季だろう。松本監督の退任をはじめ、新居の移籍は決定的だし、ゲームメーカーの濱田も抜け、GK陣の布陣も未定。特にFWの補強は急務だろう。 何を隠そう、経営難もあっての低迷からここまでチーム力が着いてきた。J1に上がるには今しかないかもしれない。本気の戦いが今後待っている。 松下 菅沼 南 高萩 江後 川北 金守 井上 田中 森脇 赤井 GK:J1経験がある愛媛出身の羽田がレギュラーを張ると思われていたが、途中から川本と川北が争い、川北が終盤出場を重ねた。 DF:右サイドは森脇と金守が定着。左SBは序盤は八柄が出ていたが、その後途中加入の松下で納まった。CBも長らく星野が出ていたが最後は途中加入の南が納まった。 MF:ボランチは高萩と井上が定着し、石丸がバックアッパーとなった。左サイドは江後と菅沼が務めた。千島がこれに加わった。右サイドは濱岡→赤井だった。 FW:田中がエースに君臨。パートナーは永冨が結果を出せず江後と菅沼が務めた。 退団:GK川本、DF八柄、泉谷、川井光(引退)、橋垣戸、小原(引退)、MF濱岡、石丸(引退)、高萩(広島)、菅沼(柏)、FW川井健(引退)、友近(引退)、猿田、永冨、大坪 U-21代表:菅沼、高萩 序盤は、「またよく分からんチームが昇格してきた・・・ しかも元Jリーガーも少ないし、大丈夫か?」と思っていた。結局、Jリーガー経験のない選手でレギュラーに定着したのは井上と赤井のみではあったが、湘南や水戸も押しのけての9位は十分評価に値するものだろう。 しかし、本当の勝負はこれからだ。今季の徳島のように低迷しないよう、一層の奮起が必要だ。それにしても出て行く選手達の顔ぶれを見ると寂しい。その一方で確かに着実に選手を獲得している。しかし、高萩や菅沼は各チームに戻り、来季に向けての獲得選手もレンタルが多い。本当にこれでチーム力がつくのかは疑問だ。活躍すれば今年終わりにはレンタル元に復帰していく。ガンバ、レッズ、ジュビロといった強豪チームで試合に出れない若手の成長の場にはなるものの、長期的に見ると愛媛の力になるのかは疑問である。また獲得した選手も含め、若手が多いのも気になる。いわゆるベテラン選手は大木(←広島)位で、チームが迷走を始めた時に落ちつかせられる選手がいないのではないかと不安になる。 まあ何より、数少ないJFLからの残留組には頑張ってほしい。DF星野、関根、MF赤井、井上と、よく考えるとたった4人しかいないのだ。Jリーグ昇格の喜びを分かち合ったメンバーがJの舞台では出番がないのは寂しい限りだ。彼らのひたむきさなしにチーム力向上は図れないだろう。いずれにしても来季は低迷するんじゃないかと言う不安が拭えない。 ありがとう!慰労選手たち 片岡 大森 岡本/アンドレ 小林 島津/高橋 西河 伊藤 谷池 玉乃 羽地/ジョルジーニョ、大島 金位漫 GK:島津と高橋がシーズンを通して争った。 DF:新加入の井手口、辻本をはじめ、谷池、石川、冨士など、ケガ人が相次ぎ、厳しい編成となった。そんな中、真ん中は井手口、石川、西河のいずれかが、ストッパーには天羽、石田、大森、辻本、谷池らが出た。決して固定はできず、ベストの組み合わせは不定。因みに前半戦は4バックであったが、左SB尾上の退団もあり、途中からは3バックになった。 MF:右サイドは4バック時に右SBを務めていた金と右MFを務めていた大場が争い、最終的には金が勝った。左は片岡で比較的安定。トップ下はベテラン伊藤と若手の玉乃。対しボランチは固定ができなかった。途中加入のアンドレと小野に伊藤とのポジション争いに敗れた形の玉乃、それに挽地、岡本らが出場した。来季は既に金、大場が抜けている右サイド、伊藤と玉乃が抜けているトップ下が誰になるかが注目される。 FW:羽地は前半のワントップ起用に苦しみ、小林は出番を見失い、大島も出場時間が短く苦しんだ。ジョルジーニョ、林を含めていい選手が揃っているだけに、リーグ最少得点は残念だ。 退団:GK高橋、DF井手口、谷池、辻本、金位漫(引退)、MF大場、伊藤、松浦、玉乃(横浜FC)、FW林 結果論であるが、今季田中前監督がトライしたワントップ、4バックは失敗だったといえる。結果として得点が昨季より減り、失点は増えて順位は下がった。しかし、トライした結果であり、ここまでチームを率いてきた田中前監督の功績は計り知れないだけに一概に田中氏を責められない。とは言ってもやはりプロの世界、結果が全てである。よってその責任は問われてもしかるべきではある。また今季はDFの要だった谷池、右サイドのスペシャリスト大場、JFL得点王林が離脱し寂しい限りだ。 まず何よりDFラインの脆さはあった。しかし未だ即戦力の補強は青葉のみ。丹羽(←G大阪)や伊藤(←流経大)らが化ける可能性はあるが、石川や西河で力不足ならばDFラインを統率できるスイーパータイプのDFが欲しいところだ。対しFWはある程度充実していると思う。羽地、大島、小林はいずれもうまく使われれば結果を出せる選手だし、外国籍選手の獲得も噂される。得点力不足の問題はMFをはじめとしたビルドアップの部分だろう。ボランチとしてボールを捌ける選手とトップ下タイプの選手が欲しいところだ。 最下位にしてはまだまだ補強が少ない。監督は新監督になり、どんな戦術を用いるのか。いずれにしてもやり方次第では大きな可能性のあるチームだと感じている。 |
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