忍者ブログ
主にJリーグについて語るBlogです。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]
小島亨介は少し意外な完全移籍加入で、阿部航斗とのレギュラー争いとなる。
両選手ともセーブ面はまだまだ伸びしろがありそうだし、元々つなぎの上手いと言われている小島、昨シーズンで足元の技術も成長した阿部、正直どちらがレギュラーでも遜色ない。
まあ基本は「後ろから丁寧につなぐ」でいいと思うけど、ロングフィードからの速攻等、場面に応じてGKのキャッチから速く攻める展開が増えることを期待したい。

瀬口拓弥は当面第3GKだろうが、昨シーズンまでは小島は負傷ガチで、ベンチ入りや出場機会もあるかもしれない。藤田和輝は栃木へレンタル移籍となった。しっかり試合出場経験を積んで戻ってきてほしい。
PR

ボランチ
確かなボール奪取力を持ちながらも、無駄なカードをもらわない高宇洋(41試合出場1得点)は向上心の高そうな選手で、移籍をしていってもおかしくない選手だ。
オフェンス面への関与は今一歩で、ミドルシュートも”可能性”を感じるものが少なかった。もし来季もチームに残るとしたら、オフェンス面での貢献度向上を期待したい。
島田譲(38試合出場2得点)は散らし役に専念。昨シーズンよりはボール回しの位置は前目になったとは思う。ただやはり、裏抜けに走った選手へのスルーパスとか、局面を打開できるパス出しのできる選手がいないと攻撃面での手詰まり感は拭えない。島田自体のスキルアップにも期待しつつ、補強ポイントの1つにもなるだろう。

福田晃斗(21試合出場)はボールを受けた後に前を向くことができるし、攻守に渡ってよいポジショニングのできる攻守両面で欠かせない選手だ。ただし、負傷離脱の影響もあってか、昨シーズンほどのインパクトは残せなかった。恐らくチーム残留となるか。
オフェンス面での貢献度を考えると、レンタルバックが予想される秋山裕紀(鹿児島:9試合出場1得点)に期待したい。アルベルト体制では昨シーズン序盤以降出番は少なかったが、来季はボランチまたはトップ下で飛躍の1年としてほしい。

ゴンサロ・ゴンザレス(7試合出場)は退団となった。出場した試合も特に悪い出来ではなかったが出場時間は伸びず。唯一の外国籍選手として苦労も多かった1年だったと思う。大いに慰労したい。
高が移籍するようなら守備に強いタイプのボランチ補強が望ましい。オフェンス面に貢献できるボランチも補強したいところだが、まずは秋山の成長を待ってみるのもありか。吉田陣平(←佐賀東高)のボランチ起用もあり得るかもしれない。

オフェンシブハーフ
高木善朗(42試合出場10得点)が、特にシーズン前半は見事な出来だった。間でボールを受け、時にターンをして局面を打開し、サイドに流れればクロスからアシスト、真ん中で構えていて自らゴール。アシストがリーグ1位なのもうなずける。
ただシーズン後半はひたすらファールで止められ、高木自身も痛がって倒れこむシーンばかりだった。周囲のフォローのなさもあり、他に代わりとなる選手がいなかったのもあり、高木でファールで止められて、攻撃の流れが止まってしまう場面ばかりだった。(高木自身が悪いと言っているわけではない。戦術、チーム全体の問題である。)
”チャレンジ”するなら、年齢的にもそろそろか。ただ高木の去就にかかわらず、ゲームメーカータイプの補強が必須だ。外国籍選手がほしいところ。

本間至恩(32試合出場5得点)も昨シーズンほどのインパクトは残せず。ただこちらも、本間がダメになったと言うよりも、チーム全体の問題であると言えるだろう。あれだけブロックを敷かれたり複数選手を本間のマークにつけたりされたら、いくら本間であっても簡単に突破はできない。
今年はオファーがあれば、J1等他チームへ移籍してしまってもやむを得ないだろう。
本間の負傷離脱もありチャンスを掴んだのは三戸舜介(25試合出場2得点)。停滞感の増していくシーズン後半の新潟の攻撃陣において、数少ない仕掛けられる存在であった。しかし、東京V戦2試合しか得点をあげられなかった点は残念。シュート精度向上は切に求めたい。

ロメロ・フランク(28試合出場6得点)は本来ポストプレーヤーではないのに、身体の強さを生かして背負ってボールを受けてくれて、非常に助かった。泥臭いゴールの数々も全て印象的である。
退団となってしまったのは非常に残念。酷使するだけ酷使して、切り捨てたような形となってしまい、本当に申し訳ない。
シマブク・カズヨシ(←新潟医療福祉大、2試合出場)は、医福大との関係性を築く上でも、重要な内定選手といえる。ウイングタイプを重宝しそうな松橋新体制の下、1年目からの活躍に期待したい。
星雄次(31試合出場2得点)は潤滑油のような働きをして、途中出場から流れを変えられる貴重な存在であったが、終盤は不可解なベンチ外が続いた。負傷なのか、移籍フラグなのか。
大本祐槻(3試合出場)は仕掛けるタイプではなく、生かされるタイプだと思う。サイドを突破しても、縦にいってあまり精度の高くないクロスを上げる印象が残ってしまったが、縦にいった後で中に少しえぐってからクロスを上げられると、よりチャンスにつながったように思う。

高木と本間の去就が非常に重要。ただこのポジションにも、違いを生み出せる外国籍選手がほしいところだ。ほか吉田陣平小見洋太もウイング起用はあり得そうだ。

  堀米     三戸

  千葉  秋山
阿部       新外国人 新外国人
  岡本  福田

  長谷川    新加入

SUB 藤田 渡邊泰 遠藤 シマブク 小見  新加入 矢村
移籍?    (藤原)   (高)   (高木)   (本間)            (谷口)

シーズン序盤は前線で起点になる働きを見せた鈴木孝司(33試合出場9得点)は年齢的にも移籍はなさそう。物足りないといえば物足りないものの、クロスやラストパスで鈴木を生かせるボールが供給されなかった部分もある。ボックス内でいいボールを供給できれば、2桁得点は十分にとれる選手だろう。

谷口海斗(42試合出場13得点)は、つなぎまくるチームのスタイルに適合していたとは言い切れないまでも、豪快なミドルシュートと強引な突破を持っており、停滞感の強かった中盤戦以降の新潟の攻撃を引っ張ってくれた選手だ。
ポテンシャルが高く、他チームに狙われてもおかしくない選手で、もう1年くらいチームに残留してくれたら嬉しいが、果たしてどうなるか。

外国人FWの獲得はやはり必須だろう。日本人選手で、鈴木、谷口を超えるレベルのFWを獲得できるとは思えないので。ルキアンのような”ゴリゴリ系”でもいいし、ラファエル・シルバのような”スピード系”でもいい。ファビオのほとぼりもさめただろう。ブラジル人FW、頼むよ。

短い時間でも結果を出してきた矢村健(15試合出場3得点)は、アルベルト監督の退任もあり、来季は飛躍の年としてほしい。栃木戦のオーバーヘッドは記憶に新しいし、天皇杯金沢戦でもゴールへの嗅覚を存分に発揮していた。なのに時たま起用されても、時間は短く、しかもサイド起用。来季はFWで起用されることを心より望む。
小見洋太(4試合出場)は、若さあふれる積極的なプレーを見せてくれた。2年目の来季の飛躍に期待だろう。

鈴木、谷口、外国籍選手、矢村、小見。谷口あたりが移籍するようであれば、補強は必須となる。
各チームFWの人数は多いチームが多い。新卒選手もよいし、他チームで燻ぶっている選手いたら、どんどん獲得してほしい。

高澤優也(大分:15試合出場、13試合出場1得点)は、契約満了が決まった。高澤が入った試合終盤は、まともなクロスが上がることも少なく、高澤の持ち味は殆ど発揮できずじまいだったのではないか。
田中達也(1試合出場)は引退となってしまった。まだまだやれそうだけどな。アルベルト監督退任後、もう1年だけでも見たかった。ただただ残念。

GK
阿部航斗(32試合出場)を軸に、藤田和輝(2試合出場)が控える形で来季もいくのではないか。
阿部はつなぎの部分も試合を経るごとに安心して見ていられたし、大きな声でのコーチングが魅力。まだまだセービング、フィードともにレベルアップしていってほしいが、地元出身選手として大いに期待していきたい。藤田も今年の2試合は十分に安心して見ていられた。まずはセカンドキーパーの座を確固たるものとしたい。
後ろからつなぐのもいいんだけど、速攻いける時はスローでも、ロングキックでも繰り出してほしいところだ。

小島亨介(9試合出場)は何とも微妙な立場に。五輪も終わり、新潟にとどまる理由もないか。ただ大分に戻ってもレギュラー争いは激しいところ。
瀬口拓弥はベテラン枠としてチームに残留となるのではないか。
若手有望選手が多く在籍するだけに、新規獲得はなさそう。小島、瀬口ともに抜けるようなことがあれば悩ましいところだが。

右SB
藤原奏哉(40試合出場)が軸だった。粘り強い守備力と、機を見たインナーラップ、オーバーラップで、チームの攻守の柱となった。シュート、クロスの精度はイマイチなところもだったが、現代型SBとして他チームからも狙われそうな選手で、去就が注目される。

怪我で長期離脱していた長谷川巧(5試合出場)は終盤に出場機会を得、サイドバックらしいサイドバックとして、サイド深くまでえぐってクロスという持ち味を見せてくれた。レンタルバック1年目であり、まだ来季はチーム残留だろう。藤原の去就にかかわらず、長谷川が残ってくれれば特に補強の必要はなさそうだ。緊急時には早川史哉田上大地で凌ぐことは可能だろう。

左SB
キャプテン堀米悠斗(41試合出場1得点)は長年チームを支えてくれてきたものの、年齢的には”チャレンジ”を考えてもおかしくない頃合いか。チームに残って支えてくれたらありがたいが、果たしてどうなるか。
アルベルト監督退任もあり、渡邊泰基(金沢:37試合出場2得点)は恐らく復帰となるだろう。かつてと同様、堀米、渡邊で左サイドの座を熱く争ってくれたらよい。

田上大地(24試合出場)は柏に戻っても居場所はなさそうで、新潟に完全移籍とみている。オフェンス面での意外性のあるプレーは魅力があるものの、SBとしてはさすがに突破力がなさすぎて厳しいかと。新監督の下、本来のCB起用を改めて考えてみてもよいだろう。

CB
千葉和彦(39試合出場2得点)はベテランながらフル稼働。前に運べるドリブルと、時折見せる縦パスで、今季一番プレーの安泰ぶりに驚かされた選手だ。年齢的にも、他チームへの移籍はないだろう。
舞行龍ジェームズ(36試合出場)も恐らく移籍はないだろう。舞行龍の大きくサイドをかえるロングフィードはビルドアップ時に欠かせない。毎試合「高さのある舞行龍が上がってきました」といわれるセットプレーで、たまにはドンピシャヘッドを決めてほしいところだ。

来季はアルベルト体制では出番のなかった岡本將成(水戸:2試合出場)、さらには遠藤凌(1試合出場)の底上げに期待。元々岡本はオフェンス面でも貢献できるという選手だし、天皇杯金沢戦でも十分に目立った活躍ができていたと思う。遠藤も大卒2年目となる来季は、やってもらわなくては困るところだろう。

早川史哉(20試合出場1得点)も移籍の可能性は低いだろう。セットプレー時は舞行龍より期待できるし、守備時も単なる空中戦ならそこまで競り負けることはない。マークを外してしまいがちなところがあり、常時スタメンは怖いものの、守備のユーティリティーとして控えてくれると心強い選手だ。

CBはもしかすると、(岡本はレンタルバックで)一切入れ替わりがないかもしれない。

ボランチ
どちらかというと守備に強いタイプとして福田晃斗高宇洋(←山口)、ゴンサロ・ゴンザレスが、どちらかというと攻撃の起点になるタイプとして島田譲藤原奏哉(←北九州)、秋山裕紀がおり、ボランチのポジションは充実しているといえる。高木善朗堀米悠斗をボランチ起用しなくても済みそうだ。

奪いきる守備ができ、攻守のつなぎ役として欠かせない存在だった福田の負傷からの復帰は待ち遠しいが、その穴を埋める存在として高の加入は非常に大きい。元来は攻撃的な選手だったようだが、山口ではディフェンス面での貢献度も高かったようで、文字通り福田の代役としてピッタリなタイプではないだろうか。
現状唯一の外国籍選手となったゴンサロ・ゴンザレスは福田負傷離脱時に同じタイミングで負傷離脱してしまったのが痛かった昨シーズンだった。2年目でブレイクする外国籍選手も数多くおり、ゴンサロもそうなってほしい。

昨シーズン不動のレギュラーだった島田に、右SB兼任の藤原が勝負を挑む点もポジション争いのみどころの1つ。秋山にも大いに期待しており、トップ下兼任となるか。

オフェンシブハーフ
トップ下のポジションは高木善朗がファーストチョイスだろう。チームが好調時は、高木がトップ下の位置から自由に動いてボールを引き出す動きが非常に利いていた。もちろん高木には、ゴールやアシストという数字の部分も大いに期待したい。
ほかロメロ・フランク秋山裕紀もこのポジションが適正そうで、それぞれタイプが異なるので上手く起用を分けられたら面白くなりそう。

サイドは本間至恩と、谷口海斗(←熊本)で確定だろう。どちらも左サイドの方がより得意そうで、どちらが右にまわるのか注目したい。至恩はラストシーズンかな。至恩の突破に頼りすぎない攻撃が構築できれば、面白いチームになりそうだが。
高木、ロメロもサイドもこなせるほか、左は星雄次(←大分)や堀米悠斗、右は大本祐槻が控える形となる。FW登録の選手のMF起用も考えられ、早期デビューも期待される三戸舜介(←JFAアカデミー福島)もいる。
少し選手層の薄いポジションとみているが、一応人数自体はそろっている形になっている。FWとともに、夏には外国籍選手あたりの移籍加入が待たれるポジションだ。

スタメン
谷口海斗 島田譲 高木善朗 高宇洋 本間至恩
ベンチ 藤原奏哉 秋山裕紀 ロメロ・フランク

まとめると
   堀米      谷口

   舞行龍 島田
小島         高木 鈴木
   岡本   高

   長谷川     本間

SUB
藤田 遠藤 星/大本 藤原/ゴンサロ 秋山 ロメロ 矢村/田中


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
鳥フィート↓
年齢:
38
HP:
性別:
男性
誕生日:
1986/12/26
自己紹介:
Jリーグの楽しさを共有しましょう!
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析