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主にJリーグについて語るBlogです。
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毎年恒例の企画を今年もやっていきます。
第一弾は、昨シーズンJ1に登録されていた選手のうち、移籍先未決定選手を一覧にします。

日本人選手は少なく、4名のみ。
DF細川淳矢(仙台)
本来CBながら、SBやボランチなど様々なポジションのバックアッパーとして仙台に6年間所属。ただ、レギュラー獲得には至らずに戦力外に。ディフェンスラインの枚数が足りない札幌あたり、獲得してもよさそうですが・・・
FWエルサムニー・オサマ(山形)
山形に加入したのが失敗。「あれだけ」得点力不足に悩まされていても使われなかったのは不憫でならない。
正直プレースタイル等よく分からないが、まだ若いし、どこか獲得に動くのではないか。
MF清水範久(福岡)
ボランチより前ならどこでもこなせる大ベテランも、苦境の時を迎えていますね。移籍リストに掲載されていないのは・・・どういうことでしょうか?
J2以下のカテゴリならばまだまだ活躍できると思いますけれどね。
DF藏川洋平(柏)
チャンピオンチームにおいて、酒井、増嶋、水野、村上(途中で移籍)の後塵を拝する形となった右SB。決して若手とは言えないが、2010シーズンまではコンスタントに出場していたし、まだまだやれるでしょう。

続いて外国籍選手。
FWイ・チョンス(大宮)
能力の高さは申し分なく、大宮よりも攻撃的なチームに移籍をすればもっと活躍ができそうな選手だ。Kリーグ復帰が一番可能性高いでしょうけれども。
MFマルチネス(C大阪)
マルチネスはいい選手だったけれど、セレッソは山口・扇原のU-23コンビをはじめ若手が育ってきており、お役ご免といった感じか。こちらもブラジルのチームへの移籍が有力でしょう。
MFマックス(仙台)
震災後も仙台に残留をしたものの、角田&富田がボランチとして定着したこともありレギュラーには至らず。その後は負傷離脱となってしまいました。もっと見たかった選手です。
FWイゴール(鹿島)
”アルシンドの息子”として鹿島に入団も、殆ど出場の機会が無いまま退団。まだ若いので、今後の伸びしろは未知数ですが、J2あたりに移籍しても面白そうですね。
DFキム・ジンギュ(甲府)
2度目の来日はほぼ怪我で費やしてしまいました。磐田時代の印象で言えば、フィジカルが強くてとてもいい選手でした。甲府としてはダヴィとともに残留の切り札として獲得したのでしょうが、2人とも満足に活躍できなかったのが誤算でしたね。
MFフレドリック・ユングベリ(清水)
大物の片鱗は散見できたと思います。あっさり退団は残念でしたが、短い期間でもJに来てくれて感謝しています。行き先は再びヨーロッパでしょうか。

ほか、2種登録選手。殆どが大学進学でしょう。
MF岡本大地(G大阪)、GK伊藤悠稀(名古屋)、内山圭(川崎)、大野哲煥(広島)、松井聡希(新潟)、三上綾太(浦和)、朝川知樹(福岡)の、7名。

例年通り、分かり次第コメントでUPしていきます。
次回はJ2Ver.です。
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①アルビからのレンタル組
DF 大野和成(湘南)
昨シーズン愛媛で試合経験を積み、今年は湘南へレンタル移籍。
昨シーズン終盤に続き3バックを採用しそうなチームであること、監督がDF出身のチョウ氏であること、そしてディフェンスラインを構成するのが同じロンドン世代の鎌田、遠藤であること、全てがプラスに働きそうだ。
レギュラーに定着すればロンドン五輪も見えてくるし、それだけの実力が十分にある選手だ。ロンドン五輪で鈴木大輔とのアルビコンビが見たい。
ボランチもこなせ、左利きというのも魅力で、来期以降は例年流出の相次ぐアルビCBのポジション争いに加わって欲しい。

FW 川又堅碁(岡山)
チアゴという”ターゲット”の後ろの”シャドー”に入る可能性が高く、昨シーズンはあと一歩でなかなか入らなかったリーグ戦での「ゴール」を量産してほしい。
クロスに合わせるのはそこそこ巧く、運動量も申し分ない。気持ちの入ったプレーも魅力で、川又も左利きという特長もある。あとは本当にゴールだけだ。10点以上の得点を期待したい。
ロンドン五輪については正直厳しいだろうが、可能性はある。最後まで諦めずにファイトしてほしい。
得点が伸びないようならば戦力外も止むなしだろうが、もし得点が伸びるようであれば、キープ力やフィジカルなど、「当たり」に強い選手となってくれるとなお良い。
そして、多彩な得点パターンと確かな自信を持って、来シーズンアルビに帰ってくることを期待している。

MF 加藤大(愛媛)
アルビではなかなか出番がなかったが、三菱養和ユース出身ということもあり技術の高さは申し分なく、私が非常に期待している選手だ。
左足からのキック精度が持ち味なのはよく分かるのだが、イマイチその良さを出し切れていないのが現状で、出場機会を得ることで一皮むけて欲しいと思っている。
またそれだけでなく、得点をアグレッシブに狙う選手になって欲しいし、攻守両面において「これ」といった個性を存分に発揮して、愛媛のMFの中心に君臨して欲しいと思う。
愛媛と言えば昨シーズンの齋藤学など、何人もの選手をレンタル中に覚醒させてきた過去がある。その系譜に乗って”ブレイク”を果たし、アルビに帰還することを期待している。

FW アンデルソン(岡山)
昨シーズンは左足のキックの精度やキープ力、突破力など幾つもの片鱗を垣間見た気がするが、チームに馴染みきらずに中途半端な成績に。そもそも、ストライカーなのか、チャンスメーカーなのかも曖昧だった。
そして決してケースが多くない「外国籍選手のJ2レンタル」となった。
ただ勿論、J2だから活躍できるとは言い切れないものの、今季は密かに期待している。日本にも慣れたことだし、最前線でなく川又とともにシャドーの位置に入りそうな点も、よさを発揮できそう。
「解雇」ではなく「レンタル」であったことも、クラブの期待の表れだと捉えて、覚醒の時を待ちます。

②新潟の高校出身選手
FW 有田光希(愛媛)
昨シーズンは神戸で多少のチャンスを与えられたものの、ブレイクには至らず。今シーズンはJ2にレンタルとなりました。
愛媛では絶対的エースに成長した齋藤学や、ジョジマールの抜けた穴を埋めるべく、エースとしての役割が期待されており、シーズン序盤の活躍次第では大きく花開く可能性も秘めていると思う。弟がJリーガーとなったのも、大きな刺激となっているはずだ。
福田健二や大木勉といった大ベテランからも薫陶を受けつつ、飛躍の年にしたい。

GK 相澤貴志(町田)
しがない県立高、新潟江南高校から川崎に加入して11年。比較的早い段階でデビューも果たし、川島が海外移籍した穴も埋めてきた。
そして、遂に川崎を退団して完全移籍となった。
経験のある選手の少ない町田においては、とりあえずは正GKに君臨することが予想され、その実績を存分に発揮したい。
Jでの指揮も長いアルディレス新監督の下、押し込まれる展開は否めないだろうが、最後尾から試合を締めていきたい。
身体能力の高さは誰もが認めるところで、そろそろベテランの域に入ってきた年頃、安定感を見せつけたい。

あとは高卒ルーキーの有田光成(松本山雅):光希の弟がいますが、とりあえず割愛。

以上、今シーズンはJ2も楽しみ!
毎年レギュラー選手の流出が止まらないのに、”最低限の人数”、”的確な”補強で、「何とか戦えるんじゃないか」と思わせる戦力を揃えてくる点。

○CB
千葉和彦がサンフレッチェ広島へ移籍。これで千代反田(→名古屋・現磐田)、永田(→浦和)に続き、3年連続でのレギュラーCBの移籍となった。
しかし、代わりに大井健太郎(←磐田)を獲得。これは単純に守備力だけを考えれば「+」だと思われる。
統率力、フィジカルの強さ、ヘディングの強さ等は、大井の方が上ではないかと感じる。できれば185cm越の、得点力も兼ね備えたCBが欲しかったが、まぁこの点においても千葉より期待できる。
唯一、元ボランチの千葉の方が「繋ぎ」の面で上かも知れないが、それくらいは目をつぶろう。

パートナーを組むであろう鈴木大輔が五輪関連で今季も抜けることが多くなるだろうが、そこは菊地を下げるか、石川を使うか、上背ならアルビDFでトップの増田にも期待したい。

○SB
酒井高徳がシュツットガルトへ移籍。SBのレギュラーも、ジウトン(→鹿島現ジョインヴィレ)、西(→鹿島)に続き、3年連続でのレギュラー選手の移籍となった。
南アフリカワールドカップでもサポートメンバーとして帯同し、U-22代表には常に招集されている上、ユース出身の地元選手ということで、早すぎる移籍は残念の一言だ。
しかし、ここにはU-22韓国代表のキム・ジンスを獲得。未知な部分も大きいとは言え、ここまでの実績を見ればタイプは違えど酒井に決して見劣りしないと考える。
外国籍選手を、「フィットしない」と言って使わないチームも少なくないが、アルビレックスは「フィットする」まで我慢して使うチームであるので、開幕スタメンは濃厚だろう。

こちらも五輪予選で抜ける可能性があるが、ベテランの内田やCB兼任の石川、更に中村太亮(←京都)がしっかり埋めてくれるだろう。

○OMF
チョ・ヨンチョルが大宮アルディージャへ移籍。このポジションも松下(→FC東京現仙台)、(矢野(→フライブルク現無所属))、マルシオ・リシャルデス(→浦和)に続き、3年連続のレギュラー選手離脱となった。
ヨンチョルの仕掛けがなくなるのは確かに痛いが、バランス的には去年よりUPしたと見ている。
左には新加入でヨンチョル同様U-22韓国代表のキム・ヨングンを獲得。タイプ的には”待望の”ゲームメーカーと言うことで、昨年不在だった役割を担って欲しいし、担ってくれると信じている。
右サイドには平井将生(←G大阪)を使うのではないか、と見ている。ゲームが始まればミシェウ、ブルーノ・ロペスとは流動的でよいと思うが・・・
右に平井を使うにせよ、ミシェウを使うにせよ、昨年より両サイド含めた攻撃力に期待が持てるのは間違いない。平井は昨シーズンも、使われればしっかり得点をあげていたし、ブルーノ頼みからの脱却には打って付けだろう。そこそこ高さもあり、裏にも抜けられ、得点力がある。本当に”ピンポイント”で、”見事”な補強だと思う。

他、SB兼任の中村、小谷野顕治(←鹿島)にはヨンチョルの抜けたドリブラーの役割を担って欲しいし、田中、木暮、藤田の一層のステップアップにも期待したい。
高校サッカー選手権で大器の片鱗を見せた鈴木武蔵(←桐生第一高校)にも食い込んできて欲しいところだ。

というわけで、2人の韓国人選手に懸かるところも大きいのだが、何か十分に戦えそうなメンバーは揃ったと思うし、今年もJ1に残留はできそうな気がする。
まだ補強はあるかもしれないが、以下に予想(希望)フォーメーションを載せて終わりとしたい。

    キム・ジンス         キム・ヨングン
  
     大井     菊地
東口                  ミシェウ   ブルーノ・ロペス
     鈴木大    本間

     村上              平井

SUB GK小澤(黒河) DF石川(増田)、内田(中村) MF三門(小林)、田中(木暮)、小谷野(藤田)、FWブルーノ・カスタニェイラ(鈴木武)←外国人枠の関係で、アンデルソンが使えるならばアンデルソン
今年の天皇杯もベスト8がほぼ決まったが、その中にJ2勢が3チーム残っている。
単なる偶然かも知れないが、その3チームはともに昨年度はJ1だったチームである。私は、「昨年はJ1で戦っていたんだ!」という、各チームの意地が呼び込んだ勝利のように感じている。それは、三者三様の全く異なった「意地」である。

FC東京。『戦力的にはJ1クラスのチームとしての意地』
昨年から、戦力的には落ちる戦力でないと言われながら、チームとしての歯車がかみ合わずに最終節ではJ2降格の決まっていた京都に敗れ、逆転での降格。
戦力の流出は殆ど無く、寧ろ戦力は昨年以上ではないかと思えるような積極補強を行い、序盤こそ久しぶりのJ2の舞台で苦労もしたが、ルーカス獲得もあって後半以降は危なげなく勝ち点を重ね、1年でのJ1復帰を果たした。
組合せの妙もあったとは言え、昨年度も天皇杯ではベスト4に進出しているし、今大会でも士気が高いだろう。
近年では08シーズンダントツでJ2を制した広島が翌年J1で4位に入りACL出場権も獲得、09シーズン仙台とともに頭一つ抜け出して2位で昇格を果たしたセレッソが翌年J1で3位に入りACL出場権も獲得、更に10シーズンこれまた他を寄せ付けずにJ2を制した柏が今年J1でも優勝してこれまたACL出場権を獲得しており、FC東京にもそのような”匂い”はプンプンする。
今期培ったサッカーを思う存分発揮し続ければ、決勝進出も決して夢物語ではなさそうだ。

京都サンガFC。『エレベーターチーム脱却を図る”新生京都”の意地』
”エレベーターチーム”と言えば、真っ先に思い浮かぶのは京都だろう。J2が出来てから11年で4回のJ2降格。それだけ上がってこられるのもスゴいのだが、いつも付け刃的な戦力で昇格を果たし、J1昇格後は迷走を繰り返してすぐに降格。その繰り返しだったように思う。そう、今までは。
しかし、今シーズンの京都は違った。ベテランと呼べる主力選手は水谷、ドゥトラと秋本くらいで、後は見事なまでに若手選手がズラリと並んだ。それ故、序盤はなかなか勝てない日々が続いた。
しかし、「使われ続けた」若手の才能が序々に開花。10代ストライカーの久保、宮吉を中心とした攻撃力が光り、しっかりとしたチームとしての方向性と確固たる自信を兼ね備えた「強い」京都が見られるのではないか、と期待していた。
その試金石となった今天皇杯。「格下」相手に殆ど負けたことのない鹿島を破っての文句なしのベスト8進出。
躍動し始めたサンガの若手達は、今天皇杯でも、そして来年度以降も目が離せなくなりそうだ。

湘南ベルマーレ。『前回昇格時からの成長を証明する意地』
今シーズン、最高の開幕戦を飾ったのは間違いなく湘南だった。巻、佐々木の新加入組に”復帰”のアジエルらが織りなす攻撃力で、大量5得点の勝利だった。
しかし、震災の影響で1ヶ月の中断。中断がなかったら勝てていたと言うつもりはないが、最高のスタートを切った中、その勢いを持続できなかったのは痛かっただろう。
その後は勝ち負けを繰り返し、可も無く不可も無い成績に終わってしまった。
しかし、湘南も今季は若手の成長が目立った。DF遠藤、FW高山をはじめ、京都ほどではないが多くの楽しみな若手が貴重な経験を積んだ。
そしてシーズン最後の天皇杯で、J1川崎を撃破。川崎の調子が微妙とは言え、この勝利は間違いなくこの1年の積み重ねが呼び込んだ勝利だろう。
しっかりとした基盤を作って、またJ1に戻ってくる日もそう遠くはないだろう。

準々決勝は京都-湘南(等々力)、FC東京-浦和(熊谷)となった。直接対決があるのでJ2勢のベスト4進出は確定。今後も楽しみな戦いが続く。
韓国人現役Jリーガーの中から、ベストイレブンを選出してみました。

GK キム・ジンヒョン(C大阪・現代表)
DF キム・ヨングォン(大宮・現代表)
   チョ・ビョングク(仙台・元代表)
   パク・ドンヒョク(柏・元代表)
   パク・チュソン(仙台・元代表)
MF キム・ボギョン(C大阪・現代表)
   キム・ミヌ(鳥栖・U-22代表)
   パク・カンジョ(神戸・元代表)
   チョ・ヨンチョル(新潟・現代表)
FW イ・チョンス(大宮・元代表)
   イ・グノ(G大阪・現代表)

ベンチ 
GK オ・スンフン(徳島)
DF ジョン・ドンホ(鳥取・U-22代表)
   キム・クナン(横浜FM・元代表)
MF キム・スンヨン(G大阪)
   ハン・グギョン(湘南)
FW チェ・クンシク(栃木)
   チェ・ジョンハン(大分)

更に次点
GK イ・ホスン(札幌)
DF ペ・スンジン(徳島)
MF チョン・ウヨン(京都・U-22代表)
FW イ・ドンミョン(大分)

実績よりも現在のJリーグにおける活躍度を見ての選出です。
CBが多めながら、各ポジション満遍なくコリアンパワーが活躍していますね。


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