主にJリーグについて語るBlogです。
さて、問題のMFです。 ボランチ:「不動の」ボランチ本間勲(33試合出場)には大いに不満。インターセプトを狙う姿勢も菊地に比べて大きく劣る。昨シーズンまでは「ここぞ」の場面で入っていたミドルシュートも、今シーズンは枠にすらとんでいない。前への積極性も三門雄大(31試合1得点)に大きく劣るし、効果的な前線へのパスも少ない。(これができるボランチは、アルビにはいない。)そして、キャプテンとしてもっともっと周囲を鼓舞したり、盛り上げたりしていってほしい。勿論、裏で本間がどのようなキャプテンシーを見せているのか分からないけど、少なくとも試合中に「あぁ~、本間がこのチームのキャプテンだなぁ~」と感じた瞬間は殆どない。地元出身、チーム最古参、勿論応援している。でも、そろそろ本間を追い越す若手に出てきてほしいのが本音だ。 三門は、「攻撃に絡もう」という気持ちは見ていて読み取れる。攻守ともに豊富な運動量が光るし、仙台戦のアシストや1得点をマークしたシーンなど、「スルスルと」抜けていく場面は見ていて気持ちがいい。「最高級のボランチ」というわけでもないが、それでもまぁ、ボランチの1枚は三門でいいと思う。あとは、ミドルシュートが年に2発くらい入るようになってくれると、攻撃面でのバリエーションが増すだろうが・・・ 酒井宣福(2試合出場)は、ボランチとしての可能性は感じた。慣れないポジションだから危なっかしさもあったが、アルビに一番欲しかった「ボランチの攻撃参加」の可能性を感じさせた。パスセンスも意外とあった。 FWに戻ることは多分ない。ボランチ、もしくはSBとして、3年目の来シーズンは10試合前後試合に絡んでくれるとよい。体躯的に、長谷川アーリアジャスール(FC東京)のようなボランチ像が理想か。 ボランチの1枚は、必ず補強をしてほしい。理想は、シルビーニョ(元仙台、新潟、横浜FC)、カルリーニョス(大宮)、中村憲剛(川崎)のように、前への推進力があって展開力に長けた選手だ。 本人が攻撃参加してくれるか、もしくは効果的なサイドチェンジや裏へのスルーパスを出せるか、どちらかだけでもよいので備えている選手がほしい。 三門にしろ、本間にしろ、菊地にしろ、守備はできる。攻撃面に貢献のできる選手が欲しくて欲しくてしょうがないのだ。 そういった選手と組ませるのであれば、パートナーは本間でも三門でも十分だろう。 小林慶行(1試合出場)は解雇止む無し、木暮郁哉(4試合出場)はレンタルで出場経験を積ませたい。いいものを持っているのは間違いないのだから。 菊地は、本来レギュラー争いに絡んでほしいが、柳下監督の下だと微妙な気が・・・ キム・ヨングン(2試合出場)は恐らくC契約であろうから、残してもよいだろうが、まぁどちらでもよいかな。開幕前は左利きでセットプレー蹴れるゲームメーカーと言うことで、期待していたのですが。 因みにレンタル中の加藤大は、終盤になってレギュラーをつかみ始めたので、もう1年レンタルでもよさそう。愛媛も監督代わってしまうので、何とも言えませんが。 従って、最低限1人は即戦力の選手を獲得して、三門もしくは本間と組ませればよいでしょう。 控え選手は菊地、酒井、キム・ヨングンといった面々で。 ・オフェンシブハーフ 一番の弱点。マルシオ・リシャルデス(浦和)、チョ・ヨンチョル(大宮)と、2年連続でスーパーな選手が抜けたので、仕方ない。が、ボランチとともにこのポジションは重点的な補強が必須。 藤田征也(24試合1得点)はボールを持って前を向いて、そこそこスペースがあればよい飛び出しを持っているし、中に絞ってゴールを狙う姿勢もよいのだが、ボールをキープしてSBを上がらせるようなことはできないし、守勢なチーム状態もあって攻撃に加わるのが遅い。田中亜土夢(34試合4得点)は、試合に出続けて大分よくなってきたが、それでもあらゆる面で不満が多い。90分走り切れる運動量は、特に守備面での貢献度が高いし、ポジショニングはよくチャンスになりそうな場面で顔を出すことも多いけど、でもやはり決定的な仕事量が少なすぎる。アトムからのパスでFWが抜け出すような場面は少ないし、セットプレーは本当に厳しい。 よって、このポジションは2人以上の即戦力の補強が必須である。タイプとしては、ズバリそのまんま、”マルシオタイプ”と”ヨンチョルタイプ”即ち、パスが出せて、ゴールも狙えて、キープができて、セットプレーの蹴れる選手と、ドリブルができて、スピードがあって、得点力のある選手。後者は武蔵に期待してもよいですが、後者タイプは怪我も心配であるので、枚数が欲しいところ。 問題はアラン・ミネイロ(22試合3得点)だな・・・ 最終節の札幌戦のプレーは「上手すぎ」だったし、セットプレーのキッカーとしてはミネイロ以上の選手はアルビにいないし、キープ力やキックの精度はアルビのMF陣ではトップクラス。 2年目となれば、今シーズン以上に活躍できるかもしれないし、ミネイロ以上の選手を獲得できるかというと、容易なことではない。 しかし、今季の補強の”目玉”だったわけだよ、ミネイロは。日本のサッカーに馴染めなかったのか、アルビのサッカーに合わなかったのか、何度「もう無理だ・・・」と思ったか分からない。 結果的には「残してきてよかった」「使い続けてよかった」となったけど、でもシーズン通しての貢献度を考えると、ねぇ。 ミネイロもレンタル加入中ということで、レンタル延長かレンタルバックのいずれかだろう。 残すべきか、切るべきか、非常に難しい。 小谷野顕治(9試合出場)は、より攻撃的なサッカーになれば生きてくるかもしれない。まだ若いし、当面サブとして、残しておいてもよいだろう。中村太亮(出場なし)は、数試合ベンチ入りしたものの結局出番なし。怪我をするためにアルビに来たかのようになってしまった。流石に来シーズンも残るとは考えられないか。 来季新加入の小塚和季(出場なし)は、高校サッカー決勝で才能の片鱗は見た。早い時期でのデビューはないだろうが、まずは選手権で、じっくりプレーを見たいと思う。 あとはポジション関係なく、ルーキー選手をもう2、3人くらい獲得してほしいですね~ 特に大卒選手は、地域柄厳しい面は重々承知していますが。 というわけで、来シーズンのメンバー構成は、下のような感じでお願いしたい! キム・ジンス 新加入 石川 三門/本間 黒河(東口) ミシェウ 新外国人 鈴木大 新加入 坪内 ミネイロ SUB 小澤(黒河) 大野/村上 本間/菊地 新加入(オフェンシブハーフ)/藤田 平井/田中 鈴木武 川又 目標成績 リーグ・・・1ケタ順位 ナビスコ杯・・・予選リーグ突破 天皇杯・・・リーグ終了時点で勝ち残っていること PR ![]() ![]() |
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