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主にJリーグについて語るBlogです。
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J1に残留できたということですが、勝負は来シーズンです。
てなわけで、各ポジション別に現戦力を見つめ直してみます。

GK
東口順昭(24試合出場)が、神がかり的なセーブを連発。東口なくして、アルビの残留はあり得なかった。しかし、怪我が多いのが気がかり。それだけGKに負担がかかっているということだろう。
セーブのみならず、フィード面に関してはアルビの他のGKの追随を許さない。復帰は来夏だろう。不幸中の幸いで、怪我をしている分他チームへの移籍の心配はないのではないか。
来夏までは、黒河貴矢(7試合出場)で問題ない。試合に出始めたころは試合勘からか、ちょっと不安も感じさせたが、最終盤は安定。元々実力のあるGKだけに、試合に出続けることさえできれば問題はない。
問題は怪我。東口に加えて渡辺泰広(出場なし)も長期離脱中で、黒河も負傷が多い。かと言って、GK5人体制にするのは資金力のないアルビにとっては難しい。
てなわけで、来シーズンも年間通して計算できる小澤英明(3試合出場)も欠かせない。
基本的には選手の入れ替えなしでよいのではないか。

DF
右SB:実力的には、内田潤(5試合出場)の安定感は捨てがたいが、年齢面や負傷の多さを考えると、放出もやむを得ないかもしれない。
完全移籍の坪内秀介(9試合2得点)は、ラスト2試合で存在感を見せた。正直、「夏場の補強は坪内だけか。」と思ってしまったが、攻守のバランスの良さ、守備時の粘り、そして最終戦で先制点をとるあたりの勝負強さと、最早すっかりファンの心を掴んだだろう。来シーズンは坪内レギュラースタートでいいだろう。CB、左SBもこなすなど、アルビDF陣では数少ないユーティリティープレーヤーである点も重宝する。
そして、ずっとレギュラーだった村上佑介(30試合出場)。ファンが酷評するほど悪くなかったとは思うが、ラスト2試合が坪内だったから残留できたと言われても仕方ない部分もある。ただ、調子のよくないシーズンもある。クロスの精度あたりに不満のあるファンが多かったようだが、その点も昨シーズンはよかったわけだし。当面貴重なバックアッパーとして、来シーズンも頑張ってもらいたい。
また、新加入の川口尚紀(出場なし)にも、即戦力の気持ちで頑張ってほしい。
左SB:キム・ジンス(23試合1得点)は、最早チームの軸。「仕掛けられる」数少ない選手であるし、ロングスローも一つの武器だし、怪我から復帰後は(同じSBだった柳下監督の指導もあってか)守備面も安定。リーグ前半は、ジンスの裏を何度も突かれ、「狙い目」となっていたが、終盤戦は安心して見ていられた。
ジンス負傷時に穴を埋めたのは菊地直哉(18試合1得点)と坪内。菊地は柳下体制移行後は出場が減り、移籍してしまわないか心配だが、絶対残ってほしい。アルビの中で”攻撃的な”守備を一番できる選手だ。足元の安定感も素晴らしいものがある。リーグ前半、停滞していた攻撃陣を何とかしようと積極的に前に出ていき、特にサンフレッチェ戦で決勝ゴールを奪った瞬間は忘れない。天皇杯福島戦、ファンの声援は誰よりも菊地に向いていたのに、前半開始直後に負傷交代してしまったことも忘れない。
というわけで、まずSBは補強不要だろう。新加入させるとしたら、レンタル移籍中のマイケル・ジェームズのみでよい。ただ、外国籍枠の関係上、復帰可能性は低いだろう。

CB:鈴木大輔(28試合出場)は、試合を重ねるごとに安定感を増していった。まだまだ危なっかしい部分もあるが、それでも完全にチームの主軸。時折見せるロングフィードも、”面白い”ものを持っている。早くも移籍の噂が立っているが、「まだ」移籍しないでくれると信じている。ロンドン五輪でも安定した守備を披露し、チームの顔になりつつある。
石川直樹(32試合1得点)が、”あんなに”熱い選手だとは、昨シーズンは気付かなかった。体を投げ出すシーンは大輔よりも多いイメージがあるし、左足のキックの精度もなかなかのものだ。石川にも移籍の噂があるが、柳下監督が必ずや慰留してくれると信じている。
2選手とも身長が181cm、180cmと、超長身ではなく、他チームを羨ましく思ったこともある。でも、ゴール前の競り合いで高さで負けたシーンはそんなに記憶にないし、キックの精度と合わせ手のポジショニングや動き出しがよければ、セットプレーからも十分得点できることを、特にリーグ終盤のアルビが示してくれた。よって現状、このコンビに不満はない。
希望としては、OUT大井健太郎(14試合出場)、BACK大野和成西村竜馬、レンタル増田繁人(出場なし)といったところか。
フィールドプレーヤー最長身の増田には、J2で試合経験を積んできてほしい。そして、地元出身の大野には是非とも戻ってきてもらいたい。湘南よりもJ1に残る確率は高いだろうし、この1年半で十二分に試合経験を積んできたから。
大野が戻ってきた場合、CBの人数の関係上大井は解雇止む無しか。大野が戻ってこない場合は、大井残留でよいだろう。また坪内、菊地もCBをこなせるので、枚数が極端に足りないこともない。
選手層を厚くする補強はあってもよいだろうが、やはり優先補強ポジションではない。大野の復帰が一番嬉しい。もし大輔か石川が移籍するようなことがあれば、再考の余地はあるだろうが・・・
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