指宿洋史、ラファエル・シルバの”夏加入組”が、コンディション的にも戦術理解度的にも昨シーズン以上の上積みがあると想定され、この2人を中心に回していくのは間違いないだろう。
2枚エースがいるチームは上位進出も期待できるだろうし、2人とも2桁得点が理想。
右SBの松原から指宿の形は出来つつある中、左SBにも前野やコルテースが加入。片割れはMF起用もあり得るだろうが、いずれもサイドからの突破が得意な選手。両サイドのクロスから指宿が決めるシーンが増えてくると面白い。勿論長身だからといって頭ばかり狙うのではなく、グラウンダーのクロスも織り交ぜるのがよいだろう。
指宿は他にも、前線でボールを収めて基点になる動きや、裏へ抜ける動き、ミドルシュートなども含めて、「やって欲しい」仕事は多く大変だろうが、何とか頑張ってほしいところだ。
目標15得点。15得点イケれば、日本代表も見えてくるだろう。
ラファエル・シルバは昨シーズンは怪我がちで消化不良で未知数な部分が多い。しかし背番号10を与えられたのは、期待の大きい証拠だ。昨シーズンを見る限り、スタメンでこそ生きるタイプ。
指宿とラファエルが組めば、味方もターゲットが2枚になってやりやすいし、相手のマークも分散する。
昨年はFKからの1得点に終わったものの、ドリブル突破からの得点、指宿ら”相棒”との連携からの得点、サイドに流れてのアシスト等、まだまだ色々なことが出来るのではないだろうか。
目標12得点。頼むぞ!
新加入組では山崎亮平(←磐田)に懸かる期待は大きい。チーム待望の、俊敏性に長けたタイプのFW。2桁得点は厳しいかもしれないが、山崎の存在が必ずや前線を活性化してくれるはずだ。
山崎の存在はSH起用も含めて、スタメンや交代のバリエーションが大きく広げてくれるだろう。
目標6得点。
既存組の田中達也、鈴木武蔵にも、そろそろゴール量産を期待したい。
前線からのプレスや動き出し、ボールを持ってからの仕掛け等貢献度の高い達也も、2年連続2得点はやはり寂しい。目標5得点。
武蔵は緩やかに成長はしているものの、互角以上の相手には「まだまだ」。しかし五輪代表のエース候補で他チームサポからも名の知れた存在だし、才能をつぶすわけにはいかない。目標6得点。
ボールを持ったときに、一番適切なプレーを選択できること。得点もそうだけど、この部分の成長を、一番期待したい。
久々大卒ルーキー、そしてクラブ初のユース→大学→出戻りとなった地元出身の平松宗(←国士舘大)にも、即戦力として期待。武蔵は五輪代表で抜けることもあるだろうし、ラファエルも怪我等の恐れもある中、1年目から出番が与えられるのは必至。よいアピールをしていってほしい。
昨シーズンのように成岡翔をFW起用する必要性は当面なさそうだ。上記目標ゴール数くらい、各選手がとってくれれば、相当いい順位に達せられるのではないかな?
勿論、MFやDFの選手がチャンスを創出することが大切だし、特に2列目の選手の得点も伸びてきてこそ、なんだけれども。あと前線からのプレス含めて守備面の貢献度もあるし・・・
最後に岡本英也(→大分)について。横浜FMの開幕6連勝を止めたリーグ戦移籍後初ゴールに始まり、印象的なゴールが多かった2013シーズン。去年も、例えばこういった” https://www.youtube.com/watch?v=DBxrmYtxjSU ”ものが1つでも決まっていたら、別の結果になっていたんじゃないかな。
新転地での活躍、切に願っています。
スタメン ラファエル・シルバ 指宿洋史
ベンチ 田中達也 山崎亮平 鈴木武蔵
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