主にJリーグについて語るBlogです。
小野裕二(24試合出場4得点)は、気の利いたポジショニングと足元の技術の高さ、持ち前のリーダーシップでチームを引っ張った。チーム残留濃厚のようで、更なる得点増にも期待したいところだ。 長倉幹樹(30試合出場5得点)は推進力もある他、前線からの守備も怠らずチームの前線の柱の1人を担った。他チームからのオファーも来そうな選手ではあるが、チームに残留して、更なる決定力アップを果たしてくれたらと願うところだ。 鈴木孝司(18試合出場2得点)は間違いなく、J2時代から昨シーズンにかけて前線でボールを収めたり気の利いたポジショニングをとる存在として、大いに貢献してくれた。ゴールに向かう迫力が足りず、負傷離脱も多いことから、退団となったことは止む無しだが、大いに感謝したい。 矢村健(藤枝:38試合出場16得点)は流石にレンタルバックとなるだろう。他チームからのオファーもありそうで、あとは本人の意思次第か。 CFWを担えるタイプは圧倒的に足りず、外国籍選手を含めた即戦力クラスの獲得は急務だ。 PR
GK
小島亨介(33試合出場)は相変わらず後ろからのつなぎの面で欠かせないし、安定感、安心感がある。ただそろそろ、ステップアップを志してもおかしくないキャリアとなっており、去就が注目されるところだ。残留してくれればもちろん心強い。 阿部航斗(5試合出場)はつなぎの部分も成長が見られるし、ハイボールの処理能力は高いものの、リーグ鳥栖戦の1失点目やルヴァンカップ決勝の1失点目など、ミスが目立ってしまうのも確か。GKは試合勘がモノをいうポジションでもあるし、小島残留であれば一旦レンタル移籍も候補の1つとなりそう。 吉滿大介は基本残留だろう。ルヴァンカップ長崎戦では安定したプレーぶりを見せてくれ、バックアップとしては十分な存在だ。内山翔太(←新潟ユース)も徐々にプロのレベルに慣れてくることを期待したい。西村遥己は難しい立場。レンタル移籍も可能性があるか。藤田和輝(千葉:24試合出場)も難しいところ。他チームへレンタルか、他の選手の動向しだいでレンタル復帰となるか。 右SB 相手の縦への突破に滅法強く、今季は得点力も見せた藤原奏哉(37試合出場5得点)は、年齢的なこともあり残留してくれるのではないか。 バックアッパーの補強は必須だろう。 森璃太(福島:8試合出場1得点)はカップ戦出場時、スピードは魅力的だったが、ディフェンス面がまだまだで、レンタル延長または他チームへのレンタル移籍で経験を積むことになるか。 長谷川巧(6試合出場)は気持ちの入ったプレーが魅力的なものの、守備面の強度が足りず、チーム残留の可能性があっても1列前での起用が続くか。出場機会を求めるのであれば、J2チームあたりへの移籍となるだろう。 左SB 移籍してきたばかりの橋本健人(徳島:21試合出場1得点、9試合出場)は流石に残留となるか。左足のキックの精度は高く、チームへのフィットも早かった。 キャプテン堀米悠斗(20試合出場)はチーム残留をほのめかすコメントを残しており、来季もプレーのみならずチームの顔として、チームを引っ張る存在として、活躍してくれるだろう。 CB 時折気持ちが入りすぎて空回りすることもあるものの、ロングパスの精度や身体をはったディフェンスでチームに欠かせない舞行龍ジェームズ(32試合出場1得点)は、チームに残留だろう。 稲村隼翔(←東洋大学、12試合出場)は最早チームの主軸。左足からのロングフィード、縦パスは、それだけで「試合を観る」価値がある。左SBもソツなくこなしていたが、チームのCB事情を考えると、まずはCB起用が主となるだろう。 トーマス・デン(30試合出場)はまさかの退団となった。本人の意向と思いたいが、ただただ残念。 CBはバックアップは不安が残り、ビルドアップもでき、スピードや高さのあるCBが獲得ができればベストだが、簡単ではないだろう。 遠藤凌(7試合出場1得点)は去就が難しいところ。フィジカルの強さはチーム随一で、時折よい縦パスも見せていたが、少し致命的なミスも目立ってしまった。千葉和彦(8試合出場1得点)も年齢的に微妙なところ。スピードや対人の面で、正直厳しい。岡本將成(鹿児島:31試合出場)はJ2で経験を積み、流石に一旦復帰させるだろう。 早川史哉(16試合出場2得点)は常時主力は厳しいものの、基本はチームに残留をして、SB、CBのバックアッパーとなるか。
ボランチ
守備型ボランチとして期待がかかるのは宮本英治(←いわき)。正直全く知らない選手ではあるが、背番号8を背負い、間違いなくレギュラー候補の1人となるだろう。 パートナーは、キック精度が魅力の秋山裕紀、縦横無尽な動きが魅力の星雄次、左足のキックをもつ島田譲の3選手で変わらない。勿論、この中の2人がボランチを組むこともあるだろう。 個人的に一番期待しているのは秋山。成長度合いが目覚ましく、スルーパス等「何かやってくれそう」感は存分に感じさせてくれる。ミドルシュートが入るようになると、なおよいだろう。 星は前線へ積極的に飛び出し、攻撃に厚みをもたらしたり、ハーフスペースでボールを受けてビルドアップを助けるなど、星が出ていると、他の選手が出ている場合とは違うボール回しが見られて面白い。 大竹優心(→Y.S.C.C.横浜)、吉田陣平(→讃岐)はいずれもレンタル移籍となった。特に吉田はJ3の舞台であれば圧倒的な存在感を発揮して、来季以降チームに復帰してほしい。 オフェンシブハーフ トップ下は、確かなテクニックをもつ長谷川元希(←甲府)、負傷からの完全復活を目指す高木善朗、それにFW兼任の小野裕二、長倉幹樹、更に大卒ルーキーの奥村仁(←関西福祉大学)もおり、昨シーズンより選手層に厚みが増した。 新加入の長谷川には、アシスト、得点といった、目に見える数字の期待がかかる。奥村も関西福祉大学出身初のJ1リーガーとして、1年目から大暴れしてほしい。 サイドでは、三戸舜介(→ロッテルダム)の移籍は痛いが、右はレンタル延長の松田詠太郎、得点量産に期待のかかる太田修介、コンバート2年目の長谷川巧、それに来日2年目の爆発に期待したいダニーロ・ゴメスがいる。 松田のスピードにのった突破は攻撃のアクセントになるし、今季はこれまで以上にアシスト、得点を増やしてほしいところ。太田は負傷なく1シーズン戦えれば、十分2桁得点を狙える。今季も期待だ。ダニーロ・ゴメスは昨シーズンも十分に「可能性」は感じさせてくれた。独特のドリブルを武器に、得点、アシストで貢献したいところだ。 左は長谷川元希、太田修介、長倉幹樹、小見洋太、奥村仁、石山青空(←新潟ユース)などが候補か。 トップ下との兼ね合いで長谷川、右サイドとの兼ね合いで太田、それにブレイクを狙う小見あたりが、開幕スタメンの座を争うことになりそう。 シマブク・カズヨシ(→藤枝)はレンタル移籍となった。矢村健とともに、新潟医療福祉大学コンビで活躍して、来季以降の帰還に期待したい。 スタメン 太田修介 宮本英治 長谷川元希 秋山裕紀 松田詠太郎 ベンチ 奥村仁 ダニーロ・ゴメス まとめると 新井 太田 トーマス・デン 宮本 小島 長谷川元 小野 舞行龍 秋山 藤原 松田 SUB 阿部 遠藤/千葉 森/堀米 奥村/小見 ダニーロ・ゴメス/星 長倉/高木 谷口/鈴木
CFWに関しては、正直不足している感は否めない。
1トップ採用であれば、鈴木孝司、谷口海斗に、小野裕二(←鳥栖)、長倉幹樹の4人が候補か。 鈴木は組み立てに参加ができるし、前線で身体をはれるものの、得点力という点では物足りないし、スピードにも欠ける。 谷口は身体の強さがあるが、持ち前のパワフルなシュートはまだまだ見せ切れていない。 J1にも慣れたであろう長倉には期待がかかるが、CFWタイプかというと少し微妙なところ。 新加入の小野には昨シーズン新潟も得点をされるなど、期待したいが、2桁得点をあげたことがなく、得点力という点でいうと未知数。 一方で、中盤もこなせる等、組み立ての部分での貢献度は期待できそうではある。 谷口、長倉の覚醒待ちとなりそうだが、果たしてどうなるか。 矢村健はレンタル延長となった。1シーズンレギュラーをはって、得点をとりまくってからの、来季の復帰を待ちたい。 スタメン 小野裕二 サブ 谷口海斗 長倉幹樹
CB
トーマス・デン、舞行龍ジェームズ、千葉和彦の3選手がまずは軸となるか。千葉はムードメーカーとしては勿論、縦パスの能力はチームに欠かせないし、舞行龍は時折危ないファールがあるが身体をはったディフェンスができ、オーストラリア代表のトーマス・デンは負傷さえなければ柱として活躍してくれるだろう。 渡邊泰基(→横浜FM)の移籍は残念な一方、遠藤凌(←いわき)には期待したい。舞行龍、千葉の年齢を考慮すると、世代交代も必要で、J3、J2での試合経験を経て、どれだけ成長してきたか、楽しみな存在である。 早川史哉も、常時スタメンとはいかないまでも、緊急時のバックアッパーとしては計算が立つ存在だろう。 来季加入内定の稲村隼斗(←東洋大学)は今季でのデビューも十分に考えられるし、レンタル延長の岡本將成はJ3からJ2へと舞台を移し、シーズン通して活躍できれば、来季のレンタルバックも十分にあり得るだろう。 右SB 安定感のある藤原奏哉を軸に、今季も新井直人が左兼任でのバックアップとなるだろう。 藤原の、相手の縦への突破に対する粘り強い守備は魅力で、ビルドアップ時にも安定感をもたらしてくれる。新井はシュート力や対角へのパスなど、以前在籍時より攻撃面での貢献度が高まっている印象。 ここに大卒ルーキー森璃太(←早稲田大学)がどう絡んでくるか楽しみ。 左SB コンディション不良もあってか、シーズン終盤はスタメンを外れることも多かった堀米悠斗と、右兼任の新井直人を併用していくことになるか。 長年チームを支える堀米には、持ち味の縦への推進力を存分に発揮してほしいところ。 右兼任の森瑠太も、虎視眈々とレギュラー奪取を狙っているだろう。 スタメン 新井直人 トーマス・デン 舞行龍ジェームズ 藤原奏哉 ベンチ 遠藤凌 森璃太 |
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