忍者ブログ
主にJリーグについて語るBlogです。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]

シーズン序盤は前線で起点になる働きを見せた鈴木孝司(33試合出場9得点)は年齢的にも移籍はなさそう。物足りないといえば物足りないものの、クロスやラストパスで鈴木を生かせるボールが供給されなかった部分もある。ボックス内でいいボールを供給できれば、2桁得点は十分にとれる選手だろう。

谷口海斗(42試合出場13得点)は、つなぎまくるチームのスタイルに適合していたとは言い切れないまでも、豪快なミドルシュートと強引な突破を持っており、停滞感の強かった中盤戦以降の新潟の攻撃を引っ張ってくれた選手だ。
ポテンシャルが高く、他チームに狙われてもおかしくない選手で、もう1年くらいチームに残留してくれたら嬉しいが、果たしてどうなるか。

外国人FWの獲得はやはり必須だろう。日本人選手で、鈴木、谷口を超えるレベルのFWを獲得できるとは思えないので。ルキアンのような”ゴリゴリ系”でもいいし、ラファエル・シルバのような”スピード系”でもいい。ファビオのほとぼりもさめただろう。ブラジル人FW、頼むよ。

短い時間でも結果を出してきた矢村健(15試合出場3得点)は、アルベルト監督の退任もあり、来季は飛躍の年としてほしい。栃木戦のオーバーヘッドは記憶に新しいし、天皇杯金沢戦でもゴールへの嗅覚を存分に発揮していた。なのに時たま起用されても、時間は短く、しかもサイド起用。来季はFWで起用されることを心より望む。
小見洋太(4試合出場)は、若さあふれる積極的なプレーを見せてくれた。2年目の来季の飛躍に期待だろう。

鈴木、谷口、外国籍選手、矢村、小見。谷口あたりが移籍するようであれば、補強は必須となる。
各チームFWの人数は多いチームが多い。新卒選手もよいし、他チームで燻ぶっている選手いたら、どんどん獲得してほしい。

高澤優也(大分:15試合出場、13試合出場1得点)は、契約満了が決まった。高澤が入った試合終盤は、まともなクロスが上がることも少なく、高澤の持ち味は殆ど発揮できずじまいだったのではないか。
田中達也(1試合出場)は引退となってしまった。まだまだやれそうだけどな。アルベルト監督退任後、もう1年だけでも見たかった。ただただ残念。

PR

GK
阿部航斗(32試合出場)を軸に、藤田和輝(2試合出場)が控える形で来季もいくのではないか。
阿部はつなぎの部分も試合を経るごとに安心して見ていられたし、大きな声でのコーチングが魅力。まだまだセービング、フィードともにレベルアップしていってほしいが、地元出身選手として大いに期待していきたい。藤田も今年の2試合は十分に安心して見ていられた。まずはセカンドキーパーの座を確固たるものとしたい。
後ろからつなぐのもいいんだけど、速攻いける時はスローでも、ロングキックでも繰り出してほしいところだ。

小島亨介(9試合出場)は何とも微妙な立場に。五輪も終わり、新潟にとどまる理由もないか。ただ大分に戻ってもレギュラー争いは激しいところ。
瀬口拓弥はベテラン枠としてチームに残留となるのではないか。
若手有望選手が多く在籍するだけに、新規獲得はなさそう。小島、瀬口ともに抜けるようなことがあれば悩ましいところだが。

右SB
藤原奏哉(40試合出場)が軸だった。粘り強い守備力と、機を見たインナーラップ、オーバーラップで、チームの攻守の柱となった。シュート、クロスの精度はイマイチなところもだったが、現代型SBとして他チームからも狙われそうな選手で、去就が注目される。

怪我で長期離脱していた長谷川巧(5試合出場)は終盤に出場機会を得、サイドバックらしいサイドバックとして、サイド深くまでえぐってクロスという持ち味を見せてくれた。レンタルバック1年目であり、まだ来季はチーム残留だろう。藤原の去就にかかわらず、長谷川が残ってくれれば特に補強の必要はなさそうだ。緊急時には早川史哉田上大地で凌ぐことは可能だろう。

左SB
キャプテン堀米悠斗(41試合出場1得点)は長年チームを支えてくれてきたものの、年齢的には”チャレンジ”を考えてもおかしくない頃合いか。チームに残って支えてくれたらありがたいが、果たしてどうなるか。
アルベルト監督退任もあり、渡邊泰基(金沢:37試合出場2得点)は恐らく復帰となるだろう。かつてと同様、堀米、渡邊で左サイドの座を熱く争ってくれたらよい。

田上大地(24試合出場)は柏に戻っても居場所はなさそうで、新潟に完全移籍とみている。オフェンス面での意外性のあるプレーは魅力があるものの、SBとしてはさすがに突破力がなさすぎて厳しいかと。新監督の下、本来のCB起用を改めて考えてみてもよいだろう。

CB
千葉和彦(39試合出場2得点)はベテランながらフル稼働。前に運べるドリブルと、時折見せる縦パスで、今季一番プレーの安泰ぶりに驚かされた選手だ。年齢的にも、他チームへの移籍はないだろう。
舞行龍ジェームズ(36試合出場)も恐らく移籍はないだろう。舞行龍の大きくサイドをかえるロングフィードはビルドアップ時に欠かせない。毎試合「高さのある舞行龍が上がってきました」といわれるセットプレーで、たまにはドンピシャヘッドを決めてほしいところだ。

来季はアルベルト体制では出番のなかった岡本將成(水戸:2試合出場)、さらには遠藤凌(1試合出場)の底上げに期待。元々岡本はオフェンス面でも貢献できるという選手だし、天皇杯金沢戦でも十分に目立った活躍ができていたと思う。遠藤も大卒2年目となる来季は、やってもらわなくては困るところだろう。

早川史哉(20試合出場1得点)も移籍の可能性は低いだろう。セットプレー時は舞行龍より期待できるし、守備時も単なる空中戦ならそこまで競り負けることはない。マークを外してしまいがちなところがあり、常時スタメンは怖いものの、守備のユーティリティーとして控えてくれると心強い選手だ。

CBはもしかすると、(岡本はレンタルバックで)一切入れ替わりがないかもしれない。

ボランチ
どちらかというと守備に強いタイプとして福田晃斗高宇洋(←山口)、ゴンサロ・ゴンザレスが、どちらかというと攻撃の起点になるタイプとして島田譲藤原奏哉(←北九州)、秋山裕紀がおり、ボランチのポジションは充実しているといえる。高木善朗堀米悠斗をボランチ起用しなくても済みそうだ。

奪いきる守備ができ、攻守のつなぎ役として欠かせない存在だった福田の負傷からの復帰は待ち遠しいが、その穴を埋める存在として高の加入は非常に大きい。元来は攻撃的な選手だったようだが、山口ではディフェンス面での貢献度も高かったようで、文字通り福田の代役としてピッタリなタイプではないだろうか。
現状唯一の外国籍選手となったゴンサロ・ゴンザレスは福田負傷離脱時に同じタイミングで負傷離脱してしまったのが痛かった昨シーズンだった。2年目でブレイクする外国籍選手も数多くおり、ゴンサロもそうなってほしい。

昨シーズン不動のレギュラーだった島田に、右SB兼任の藤原が勝負を挑む点もポジション争いのみどころの1つ。秋山にも大いに期待しており、トップ下兼任となるか。

オフェンシブハーフ
トップ下のポジションは高木善朗がファーストチョイスだろう。チームが好調時は、高木がトップ下の位置から自由に動いてボールを引き出す動きが非常に利いていた。もちろん高木には、ゴールやアシストという数字の部分も大いに期待したい。
ほかロメロ・フランク秋山裕紀もこのポジションが適正そうで、それぞれタイプが異なるので上手く起用を分けられたら面白くなりそう。

サイドは本間至恩と、谷口海斗(←熊本)で確定だろう。どちらも左サイドの方がより得意そうで、どちらが右にまわるのか注目したい。至恩はラストシーズンかな。至恩の突破に頼りすぎない攻撃が構築できれば、面白いチームになりそうだが。
高木、ロメロもサイドもこなせるほか、左は星雄次(←大分)や堀米悠斗、右は大本祐槻が控える形となる。FW登録の選手のMF起用も考えられ、早期デビューも期待される三戸舜介(←JFAアカデミー福島)もいる。
少し選手層の薄いポジションとみているが、一応人数自体はそろっている形になっている。FWとともに、夏には外国籍選手あたりの移籍加入が待たれるポジションだ。

スタメン
谷口海斗 島田譲 高木善朗 高宇洋 本間至恩
ベンチ 藤原奏哉 秋山裕紀 ロメロ・フランク

まとめると
   堀米      谷口

   舞行龍 島田
小島         高木 鈴木
   岡本   高

   長谷川     本間

SUB
藤田 遠藤 星/大本 藤原/ゴンサロ 秋山 ロメロ 矢村/田中
鈴木孝司(←C大阪)はJ2での実績は十分で、一定程度の活躍が期待できるだろう。間違いなく大きな補強と言える。10得点以上は期待したい。

問題は1トップタイプが他にいないことである。夏あたりに外国人選手かJ1で燻ぶっている選手の補強などを考えているのかもしれないが、鈴木が負傷離脱等しないことを祈りたい。

2トップも含めて、FWをこなせる選手は他に矢村健谷口海斗(←熊本)、田中達也小見洋太(←昌平高)となる。実に選手層が薄く、心もとない。
とは言え決まった陣容なので伸びしろに期待することにする。
J3得点王の谷口も10得点以上が期待できるし、矢村も昨年以上に出場機会を増やし、5得点くらいはあげられるのではないか。小見もシーズン後半あたりにはJデビューを果たしそうだ。
そして田中達也はチームのレジェンド。昨シーズンも動き出しは「らしさ」を見せていたし、ピッチ内外での貢献度は計り知れない。アルビで引退を迎えてほしい、そんな選手である。

スタメン
鈴木孝司
ベンチ 矢村健

CB
舞行龍ジェームズを中心に、復帰の岡本將成(←鹿児島)、大卒ルーキーの遠藤凌(←桐蔭横浜大)がレギュラー候補となるだろう。
舞行龍はフィード等攻撃面への貢献度も考慮すると基本はレギュラーの1人になるだろうが、連戦になるとパフォーマンスが落ちることもあるので、うまくローテーションしてほしいところだ。
岡本は元々昨シーズン飛躍を遂げてほしかった存在で、試合経験を積んで今季はレギュラー候補になるだろう。遠藤はプレーは見たことがないが、大卒ルーキーはアルビでも他チームでも即戦力として活躍する傾向が多く、十分に期待してよいのではないだろうか。
岡本、遠藤に大いに注目のシーズンとなるだろう。

ほか千葉和彦(←名古屋)、早川史哉田上大地がバックアップとなる。

右SB
昨シーズンポジションを争った田上大地早川史哉と、満を持して復帰の長谷川巧(←金沢)、ボランチ兼任の藤原奏哉(←北九州)の争いとなり、昨シーズンから上積みされたポジションとなる。大本祐槻の右SB起用機会は守備面も考慮して減るのではないだろうか。

誰がレギュラー起用されるか全くわからないものの、よく戻ってきてくれた、本職右SBの長谷川に期待したい。田上は昨シーズンも控えに回った時期もあり、出場機会を得た際には攻撃面での貢献度に期待したい。藤原は未知数なものの、当面ボランチ起用ではないかとみている。

左SB
今年も残留してくれたキャプテン堀米悠斗を中心に起用してほしいものの、堀米のMF起用もあり得そうで、その際は新加入の星雄次(←大分)の出来が大きなカギとなる。攻撃的選手ということで、どんなプレーを見せてくれるか注目である。

ほか早川史哉の起用も可能で、レンタル延長となった渡邊泰基(→金沢)はアルベルト体制でベンチ入りすらなかった昨シーズンが気になるものの、地元選手だし来季の帰還を待ち望む。

スタメン
堀米悠斗 舞行龍ジェームズ 岡本將成 長谷川巧
ベンチ 遠藤凌 星雄次




忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
鳥フィート↓
年齢:
37
HP:
性別:
男性
誕生日:
1986/12/26
自己紹介:
Jリーグの楽しさを共有しましょう!
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析