・上位進出期待チーム
サンフレッチェ広島→1位
浦和レッズ→6位
柏レイソル→10位
FC東京→8位
ACLには控え組中心のメンバー構成で非難も受けたし、シーズン中盤は足踏みもした広島が、見事2連覇達成。混戦の中だからこそ、2連覇を成し遂げたということは非常に価値がある。
浦和は予想の範囲内ながら、最後3連敗で6位どまり。ACLはグループリーグ敗退、天皇杯もJ2山形に敗戦、ナビスコ杯は準優勝。戦力を考えれば、「何やってるんだ」と言われても致し方ないだろう。
柏はACLをベスト4まで勝ち進み、ナビスコ杯優勝など”地力”は見せたが、ACLの影響もあって怪我人も多く、リーグは中位どまりとなった。選手の質は申し分なく、ACLのない来季に巻き返しを図る。
FC東京は相変わらず波が・・・ そろそろ優勝しなきゃまずいでしょう。
・上位~中位予想チーム
ベガルタ仙台→13位
横浜F・マリノス→2位
川崎フロンターレ→3位
鹿島アントラーズ→5位
セレッソ大阪→4位
横浜の「安定感」には頭が下がる。確かに逆転されて優勝を逃したものの、自分たちのやり方を貫き続け、毎年上位に食い込む力は立派。今年の悔しさが、来季につながるはずだ。
レナトの覚醒、大久保の爆発、それに中村憲剛も加えて、攻撃的川崎が復活。リーグ中盤では怪我人にも苦しんだものの、「強さ」は広島や横浜以上に感じるかもしれない、そんなチームになってきた。念願のリーグ制覇も、眼中に捉えたか。
鹿島は「こんなもん」でしょう。少しずつ若手選手も出場機会を増やしつつあり、来季は強か鹿島が見られそうだ。
ベガルタはACLの影響もあっただろうが、それに加えて終盤にも失速。大分得点力が落ちたように感じる。新監督次第では、来シーズン「危ない」かも。
セレッソも「こんなもん」といった感じ。”継続”できれば来季には大きな期待が持てるが、クルピ監督の退任、外国籍選手の入れ替え、柿谷の移籍話など、昨シーズンの二の舞になる可能性もありそう。いい意味で「不安定」なのが、セレッソらしさだけど。
・中位~下位予想チーム
サガン鳥栖→12位
名古屋グランパス→11位
ジュビロ磐田→17位
アルビレックス新潟→7位
「出来すぎ」の新潟。後半戦首位の座を獲得し、33節では6万人のマリノスサポの前で横浜の優勝を阻止するなど、過去最高のシーズン。でもまた、来季開幕前には降格予想されるんだろうな。
終盤盛り返した鳥栖は、暫くJ1に居座る力があるかもしれない。名古屋は抱えているタレントを生かしきれず。
磐田は苦戦するとは思っていたが、予想以上。関塚監督の「立て直し力0」はよく分かった。
・残念ながら下位予想チーム
清水エスパルス→9位
大宮アルディージャ→14位
ヴァンフォーレ甲府→15位
湘南ベルマーレ→16位
大分トリニータ→18位
湘南、大分は「大方」の予想通りでしょう。特に湘南は、自分たちのやり方を貫いて、よく戦ったと思います。
大宮の”定位置力”は見事。シーズン前半を2位で折り返した時には、流石に14位まで食い込むとは思わなかった。でも、来季も落ちないんでしょうね。面白くて好きです。
甲府は守備的シフトで「残留」の目標達成に努めた1年間だった。攻撃の部分に上積みがないと、来季は厳しいか。
清水は序盤は苦戦したものの、大前、本田の復帰、ラドンチッチ獲得などの影響もあり、中位に踏みとどまった。
本当に予想の難しいJ1リーグ。でも、だからこそ面白い!
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