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主にJリーグについて語るBlogです。
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GK
小島亨介(42試合出場)が盤石の出来。GKは移籍しても簡単にポジションが奪えるものではなく、日本代表や海外移籍も見据えて新潟でJ1を戦ってくれると信じている。
シュートストップはもちろん、後方からのつなぎを安心して見ていられる点が心強い。時折見せるとばしパスの正確さも目を見張るものがある。

阿部航斗は天皇杯1試合出場のみとなったものの、チームのムードメーカーの1人としてチームを支えた。地元出身であり、新潟でJ1を戦ってくれるだろう。セカンドキーパーとしては十二分な存在である。

高卒ルーキーの西村遥己は長い目で見てよいだろう。藤田和輝(栃木:7試合出場)は難しいところ。レンタル延長または他チームへのレンタル移籍で、経験値を積んでもらうのもありか。瀬口拓弥も去就は微妙なところ。もし藤田をレンタルバックするようなら、退団やむなしか。

右SB
藤原奏哉(41試合出場4得点)が攻守に渡り活躍をした。守備では粘り強さを見せ、相手とボールの間に身体を入れる巧さが光った。攻撃では全速力でサイドハーフを追い越すオーバーラップ、のようなかつてのSB的な動きは少ないものの、チームのボール回しが円滑に進むためのポジショニングが利いており、セットプレーでは相手ゴールを脅かすシーンも多かった。
まずはJ11年目、新潟で戦ってくれるだろう。

問題は控えである。長谷川巧(9試合出場)は、逆にオーバーラップとクロスが魅力のタイプで、正直現チームの戦術とマッチしているとはいえない。他に控え候補の選手が獲得できれば、レギュラーとして活躍していた金沢あたりに移籍した方がお互いのためになるだろう。
チームの戦術上SBは相手プレスの”狙いどころ”にされやすく、J2は左サイドに強力なアタッカーを置いているチームが多く、その対応にも苦労していた。地元出身で、長いレンタル生活から復帰して期待も大きいが、どうなるか。

緊急時には田上大地早川史哉を起用することもあるだろうが、よりチーム戦術にあった選手を獲得するか、それが叶わなければ長谷川の適応力に期待、ということになるだろうか。

左SB
キャプテン堀米悠斗(40試合出場1得点)には感謝感謝のJ2生活だった。長年チームを支えてくれてありがとう。待望のJ1復帰、新潟でプレーしてくれるだろう。
攻撃が停滞した際の積極的なプレーは(もしかしたら直接的なアシスト数は少ないかもしれないが)多くの得点を生み出したし、左利きの左SBは相手プレスの狙いどころになりやすいが、中に切れ込むドリブルにより状況を打開するプレーが目立ち、ビルドアップの窮屈さが昨シーズンまでに比べて少なくなった大きな要因となった。

渡邊泰基(6試合出場)は、出場時はやれることを無難にこなした印象。守備では大きな穴を作ることはなく、逆サイドからのクロスに対して高さで跳ね返すことができる点もよかった。
一方でやはり課題は攻撃面。前にスペースがあればドリブルで運ぶ力はあるものの、インナーラップやビルドアップ時は、得意とは言えなかった。
ただし終盤出場時には、ロングスローから1アシスト、チームにない武器を見せてくれた。長谷川同様、レギュラーとして活躍した金沢あたりに移籍した方がお互いのためになりそうだが、左利きの左SBは人材が豊富とは言えず、本人が新潟でより成長する意欲があれば、残留してくれた方がありがたいだろうか。

右SB同様、緊急時には田上大地早川史哉を起用することもあるだろうが、よりチーム戦術にあった選手を獲得するか、渡邊の適応力に期待、ということになるだろうか。

CB
トーマスデン(8試合出場)は、このままプレーを見ることができないままかと思わされたものの終盤に復帰。運べるドリブルを持ち、身体能力の高さも魅力で、何よりも他のCBに少し欠けているスピードがある点が魅力。裏に抜けられたかに見えても、スピードと足の長さで事なきを得るに至ったシーンが幾度となくあった。怖いのはワールドカップに出場し、そのまま海外移籍してしまうこと。国内移籍はあまり心配しておらず、コンディションさえ整っていれば十分にJ1で通用するだろう。もし移籍等してしまう場合は、若くてスピードがあり、ビルドアップ能力もあるCBの補強が必須だ。なかなかいなそうではあるが・・・

千葉和彦(25試合出場)、舞行龍ジェームズ(27試合出場1得点)はいずれも、年齢的にも新潟残留だろう。千葉は前に運べるドリブル、舞行龍は逆サイドへのロングフィードが魅力で、これがあるから”後ろでボールをつないでいるだけ”のサッカーに終始せずに済んでいるのである。
ただし、J1の攻撃陣に対峙するとなると、年齢面やスピードの面で不安がないわけではない。
田上大地(23試合出場2得点)はセットプレー時の期待感は高く、ビルドアップもSBを経験したことで加入当初より向上したものの、常時レギュラーとなるとJ1では少々不安である。

ということで、千葉、舞行龍、田上+2名ほどレギュラークラスのCBがほしいところだ。1枠はトーマスデンならありがたい。外国籍選手を充てることも、十分考えてよいだろう。

早川史哉(7試合出場)もチーム残留だろう。時折見せる攻撃センスは期待感もあるが、上背的にも、ビルドアップを考えても、CBの常時レギュラーとしては厳しいだろう。
遠藤凌(いわき:16試合出場2得点)はレンタル延長となるか。岡本將成(鹿児島:18試合出場)はレンタルバックとなるだろう。今年ローテーションしがちな松橋体制であれば、チームに残しておいても面白い存在だったかなと思う。

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