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主にJリーグについて語るBlogです。
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鈴木孝司(28試合出場4得点)が、軸として稼働した。前線で身体をはり、時に下がってきてボールを受けるなど、チームがスムーズにボール回しをする上で欠かせない存在だった。
一方で、スピードやシュート力に欠け、得点力が物足りなかったことも事実。来季も鈴木が軸でもよいが、やはり補強が1番待たれるポジションとなるだろう。

谷口海斗(21試合出場3得点)は、不完全燃焼だった印象。しかしFWは、少しのきっかけで一気に”化ける”こともある。改めて裏抜けや強烈なシュート等自分自身の強みを活かして、来季こそブレイクの1年としてほしいところだ。

長倉幹樹(群馬:20試合出場5得点、10試合出場1得点)は、技術の高さを随所に見せ、最終節で待望のJ1初ゴールを奪った。チームにも慣れ、来季は飛躍の年としたい。しかし1トップ向きではないか。トップ下もしくはサイドMFで勝負したい。

グスタボ・ネスカウ(8試合出場)は期待の働きを見せられずに退団となった。まだ若く、今後の飛躍に期待したい。とともに、来季こそ計算できるCFWの外国籍選手獲得が望まれる。

矢村健(藤枝:38試合出場9得点)の処遇は難しいところ。新潟のCFWに合っているとは言えないものの、得点感覚は確か。ポストタイプのCFWの下に置いた形で見てみたいが、果たしてどうなるか。

補強優先順位第1のポジションとなる。近年は新外国人FWでJ1でハマっている選手も少なく、外国人FWだとしてもJリーグ内から獲得できることがベストか。


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GK
小島亨介(30試合出場)が来シーズンも残留なら、非常に心強い。つなぎの安定感は、本当に安心して見ていられるし、肝心のセービングも問題なく、本当に頼りになる存在だ。オファーもあるだろうが、GKの移籍はリスクも大きく、残留してくれると信じている。

阿部航斗(4試合出場)は、つなぎの部分では流石に小島には劣るものの、セカンドキーパーとしては十分の実力者で、恐らくチーム残留だろう。

レンタル移籍中の藤田和輝(栃木:32試合出場)の去就は難しいところ。U-22代表にも選ばれ、手ごたえを掴んだシーズンとなったと思われ、小島が残留であれば、レンタル延長が現実的だろうか。
高卒2年目の西村遥己は、本人の意向とオファーによってはレンタル移籍もあり得そうだが、基本は残留だろう。瀬口拓弥は退団となった。天皇杯とは言え、新潟で試合出場を果たすことができてよかった。

右SB
藤原奏哉(24試合出場)は、相手の縦への突破に対するディフェンスの強さと、オフェンス時のつなぎの安定感で、十分にJ1で通用するところを見せた。年齢的にもチーム残留が基本線だろうが、オファーが来る可能性は十分ある選手だ。
新井直人(24試合出場3得点)は右SB、左SBを起用にこなし、積極的な攻撃参加と粘り強い守備でチームに欠かせない存在となった。チーム復帰1年目、基本は残留だろう。
森璃太(←早稲田大学)は、川崎ユース出身の楽しみな大卒ルーキー。新井とともに、両SBを兼務して、1年目から試合に絡んでくれるだろう。

左SB
終盤は新井直人が左SBを務めることが多かった。一方で心配なのはキャプテン堀米悠斗(20試合出場)。コンディション不良もあってか、試合出場数が伸びなかった。来季もチームに残留して、本領発揮をしてほしいところだ。森璃太も加入する来季は、左SBもポジション争いが熾烈になりそうだ。

田上大地(11試合出場)は退団となった。正直、致し方ない。ただし、セットプレーからの得点や、攻撃時の意外なポジショニングなど、「何かやってくれそうな」期待感は高い選手だった。

CB
高さと速さがあり、ビルドアップもソツなくこなせるトーマス・デン(26試合出場)と、シーズン途中にコンバートされ、粘り強い守備と左足の縦パスで魅せた渡邊泰基(21試合出場2得点)の2人が、来季も軸となるだろう。1シーズン出場し続けることができたトーマスデン、コンバートによりついに花開いた渡邊泰基、いずれも”意外な”活躍となった今シーズンとなった。

千葉和彦(12試合出場1得点)は、運べるドリブル、縦パスの精度と、チームのムードメーカーとして欠かせないし、ヒヤッとするディフェンスもあるがロングフィードが魅力の舞行龍ジェームズ(19試合出場1得点)ともども、来季も新潟の歴史を知る存在として貢献してくれるだろう。

稲村隼翔(←東洋大学)は、大学4年生となる来季、即戦力として期待される。安定の前橋育英高校ブランドで、今から期待している。岡本將成(鹿児島:35試合出場)は、A契約枠もつかわないため、レンタルバックするのではないかと予想。アルベル体制で燻ぶっていた感のある渡邊泰基秋山裕紀をJ1で戦える戦力に仕上げた松橋監督なら、岡本も来季終盤にはJ1仕様に育ててくれるのではないかと期待している。

早川史哉(3試合出場)はある意味”チームの象徴”として、来季もチームに残留だろう。遠藤凌(いわき:36試合出場3得点)は、試合経験こそ積んだものの、後ろからつなぐスタイルではないいわきでの出場経験であったし、A契約枠を使ってしまうこと、また年齢を考えると、このままいわきへの完全移籍となるか。
ボランチ
高宇洋が今季もボランチの主軸となるだろう。持ち前のボール奪取力を、J1でも存分に発揮してほしい。守備に強いタイプのボランチが高のみであり、オプションとしては昨シーズン1試合のみ途中から試されたこともあった藤原奏哉のボランチ起用もあるかもしれない。

ほか、後方でのつなぎ役とセットプレーの左利きキッカーとして貴重な島田譲、パスセンスと攻撃面への関与が魅力の秋山裕紀、縦横無尽な動きで攻撃を活性化する星雄次を今季もローテーション起用していくこととなるか。
吉田陣平も、まずはカップ戦などでアピールし、飛躍の2年目としたい。

オフェンシブハーフ
トップ下は、間でボールを受けてチームのボール回しを助けたり、チャンスメーク、得点どちらにも絡める高木善朗の復帰が待たれるが、当面は負傷離脱中で残念。J1でもどれだけ輝けるか楽しみである。ファールを受けやすい選手で、負傷がクセにならないかだけが心配。
伊藤涼太郎はJ1での活躍に燃えている選手だろう。ボールを扱うテクニックがとにかく優れており、パスやシュートセンスはチームの攻撃の中心。こちらもJ1での飛躍が楽しみである。
緊急時は秋山裕紀をこのポジションに回すこととなるか。

サイドでは、全体的に左サイドが得意そうな選手が多いが右はJ1でのブレイクに期待がかかる三戸舜介、左に期待の新外国人選手ダニーロ・ゴメス(←AAポンチ・プレッタ)が収まるのが有力か。
得点力があり、初J1に燃えているだろう太田修介(←町田)、縦への突破力が魅力の松田詠太郎、持ち前の積極席を恐れず発揮してほしい小見洋太などが、その脇を埋めていくこととなるだろう。

また谷口海斗のサイド起用もあり得るほか、動き出しとスピードに光るものがあるシマブク・カズヨシも、一気にブレイクする可能性も十分にあるだろう。何試合か試されていた長谷川巧のサイドMF起用もあり得るかもしれないし、伊藤涼太郎星雄次も含めて、まずまず充実しているといえるポジションではないだろうか。

スタメン
ダニーロ・ゴメス 島田譲 伊藤涼太郎 高宇洋 三戸舜介
ベンチ 秋山裕紀 太田修介 松田詠太郎

まとめると
  堀米           ダニーロ・ゴメス

  舞行龍/千葉   島田/秋山
小島             伊藤    グスタボ・ネスカウ
  トーマス・デン  高

  藤原           三戸

SUB
阿部 新井/田上 千葉 秋山/星 太田 松田/小見 谷口/鈴木
選手層の薄さは否めず、不安も大きいところだ。

そんな中、チームの浮沈を大きく左右しそうなのは、待望の大型FWグスタボ・ネスカウ(←クイアバEC)だ。後ろからつなぐサッカーとはいえ、苦しい時に前線でターゲットになる選手がいるかいないかは大きな違いだし、全体的に小柄な選手が多い中で、セットプレーも含めて189㎝の高さは大きな武器になる。
ポストプレーやクロスからの得点に期待したい。この選手が「当たり」かつシーズン通して活躍できるかどうかが、本当に大事になる。

ほか、鈴木孝司谷口海斗が控える形となるか。
谷口は伸びしろは大きいが、ポストプレーは得意とは言えず、昨シーズン後半は精彩を欠いた印象。初のJ1の舞台でどこまでやれるか、期待半分、不安半分である。鈴木はポストプレーやシュートの上手さはあるものの、負傷ガチなのが気になるところ。J1は初ではないものの、どこまでやれるかは未知数なところもある。

ツートップならまだしも、1トップ採用であれば3選手のみで、心配しかない。杞憂に終わってくれることを願う。
矢村健(→藤枝)はこれまでの鬱憤を晴らすくらい、爆発をしてくれたら嬉しい。

スタメン
グスタボ・ネスカウ
ベンチ 谷口海斗
CB
トーマス・デン舞行龍ジェームズ千葉和彦の3選手が残留し、この3選手のローテーションが基本線となるだろう。
トーマス・デンは高さと速さを兼ね備えているが、コンディション面が不安。シーズン通して活躍できるようであれば、主軸となるだろう。舞行龍、千葉はチームの後ろからつなぐサッカーに欠かせない一方、年齢面がネックとなる。J1のスピード面への対応に不安もあり、杞憂となってくれることを願うばかりだ。

田上大地早川史哉にも出場機会は十分に回ってくるだろう。セットプレー時の期待感はCB陣の中では田上が一番で、今季も期待したい。早川はチームの象徴の1人となるが、J1の高さ、強さ、速さへの不安は残るところだ。また緊急時には新井直人(←徳島)の起用もあり得るか。

昨シーズンと変わらぬ陣容となったが、決して安心できるというメンバーでもない。ボールポゼッションを上げて、そもそも守備機会を減らすことのできたJ2時代から、守勢にまわる時間が多くなる可能性もあるだけに、なおのこと不安である。

全体的に高齢化が進んでいるだけに、レンタル組の岡本將成遠藤凌の来季の帰還には大いに期待したい。

右SB
満を持してJ1でのお披露目となる藤原奏哉は、現代SBらしいインナーラップと、相手の縦への突破に対する1対1の強さを見せつけて、ステップアップを図る1年となる。左サイドに突破力のある選手を配しているチームが多いだけに、右SBの出来は大きいところだ。
新井直人(←徳島)は貴重なバックアップとなるが、当面はサブスタートとなるか。少し意外なチーム残留となった長谷川巧は、まずはルヴァンカップなどで持ち味の縦への突破からクロスでアピールしていきたいところだ。
その他田上大地も控える。

左SB
堀米悠斗が主軸となることで間違いないだろう。後ろからのビルドアップは、SBが狙い目となりやすいが、左サイド際から中に切れ込むドリブルで局面を打開できるのが非常に大きい。まだ正式発表はないが、今季もキャプテンとして名実ともにチームを引っ張ってくれるだろう。

渡邊泰基は一定の守備力だけでなく、昨シーズン終盤にはロングスローという武器も見せてくれた。攻撃面においてより積極性を見せてくれれば、面白い存在になりそう。新井直人(←徳島)、田上大地は左SBの控えにもなる。
両SBは新井の加入で一気に厚みが増したと言えるだろう。

スタメン
堀米悠斗 舞行龍ジェームズ トーマス・デン 藤原奏哉
ベンチ 新井直人 千葉和彦


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