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主にJリーグについて語るBlogです。
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鈴木孝司(21試合出場8得点)はポストプレーの貢献後は高く、前線の収めどころとなる役割は、つなぐサッカーを志向するチームにおいても重要であった。
しかし、コンディション不良の期間が長いのは懸念材料で、突破力もないのもJ1だと厳しい感がある。基本線はチームに残留だろうが、前線で収めたり、クロスに合わせたりするのが得意なタイプのFWの獲得は必須だろう。外国籍選手になるだろうか。

谷口海斗(36試合出場9得点)は、強引な突破と強烈なシュートが魅力で、ポストプレー力も向上した。とは言え、終盤は持ち前の目の覚めるようなシュートも少なく、J1ではボールの収めどころとしては厳しそうである。前線からのプレスや、裏抜けの動きなどチームへの貢献度は高く、やはり残留が基本線だろうが、1トップの常時レギュラーとなると厳しいか。

アレクサンドレ・ゲデス(11試合出場2得点)は退団が決まってしまった。足元の技術は高く、2得点とも落ち着いた上手いシュートで、能力の高さの片鱗は見せてくれた。
ゲデスの退団は、新外国籍FW獲得のためだろう。そうでなければ、真っ先に退団発表してしまうのはもったいない、そんな選手だった。

矢村健(11試合出場1得点)は得点力は間違いなくあるだけに、もったいない存在。2トップシステムのチームや、ポストプレーのできるFWの下で起用すれば、少なくともJ2では得点量産してもおかしくないと思っている。ただ1トップの新潟では起用が難しいのも事実。年齢的にも、他チームへ移籍した方がお互いのためになりそう。

鈴木、谷口は基本として、やはり外国籍選手獲得は必須だろう。
獲得できるとすれば、一番はボールの収まる選手。勿論得点力も高い方がよいし、独力突破力もあるとよい。
新潟は単純なクロスを上げることは少ないシーズンだったと思うが、困った時に単純なクロスから得点できる選手もほしいところだ。
また、新卒選手の獲得も期待したいポジションである。

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GK
小島亨介(42試合出場)が盤石の出来。GKは移籍しても簡単にポジションが奪えるものではなく、日本代表や海外移籍も見据えて新潟でJ1を戦ってくれると信じている。
シュートストップはもちろん、後方からのつなぎを安心して見ていられる点が心強い。時折見せるとばしパスの正確さも目を見張るものがある。

阿部航斗は天皇杯1試合出場のみとなったものの、チームのムードメーカーの1人としてチームを支えた。地元出身であり、新潟でJ1を戦ってくれるだろう。セカンドキーパーとしては十二分な存在である。

高卒ルーキーの西村遥己は長い目で見てよいだろう。藤田和輝(栃木:7試合出場)は難しいところ。レンタル延長または他チームへのレンタル移籍で、経験値を積んでもらうのもありか。瀬口拓弥も去就は微妙なところ。もし藤田をレンタルバックするようなら、退団やむなしか。

右SB
藤原奏哉(41試合出場4得点)が攻守に渡り活躍をした。守備では粘り強さを見せ、相手とボールの間に身体を入れる巧さが光った。攻撃では全速力でサイドハーフを追い越すオーバーラップ、のようなかつてのSB的な動きは少ないものの、チームのボール回しが円滑に進むためのポジショニングが利いており、セットプレーでは相手ゴールを脅かすシーンも多かった。
まずはJ11年目、新潟で戦ってくれるだろう。

問題は控えである。長谷川巧(9試合出場)は、逆にオーバーラップとクロスが魅力のタイプで、正直現チームの戦術とマッチしているとはいえない。他に控え候補の選手が獲得できれば、レギュラーとして活躍していた金沢あたりに移籍した方がお互いのためになるだろう。
チームの戦術上SBは相手プレスの”狙いどころ”にされやすく、J2は左サイドに強力なアタッカーを置いているチームが多く、その対応にも苦労していた。地元出身で、長いレンタル生活から復帰して期待も大きいが、どうなるか。

緊急時には田上大地早川史哉を起用することもあるだろうが、よりチーム戦術にあった選手を獲得するか、それが叶わなければ長谷川の適応力に期待、ということになるだろうか。

左SB
キャプテン堀米悠斗(40試合出場1得点)には感謝感謝のJ2生活だった。長年チームを支えてくれてありがとう。待望のJ1復帰、新潟でプレーしてくれるだろう。
攻撃が停滞した際の積極的なプレーは(もしかしたら直接的なアシスト数は少ないかもしれないが)多くの得点を生み出したし、左利きの左SBは相手プレスの狙いどころになりやすいが、中に切れ込むドリブルにより状況を打開するプレーが目立ち、ビルドアップの窮屈さが昨シーズンまでに比べて少なくなった大きな要因となった。

渡邊泰基(6試合出場)は、出場時はやれることを無難にこなした印象。守備では大きな穴を作ることはなく、逆サイドからのクロスに対して高さで跳ね返すことができる点もよかった。
一方でやはり課題は攻撃面。前にスペースがあればドリブルで運ぶ力はあるものの、インナーラップやビルドアップ時は、得意とは言えなかった。
ただし終盤出場時には、ロングスローから1アシスト、チームにない武器を見せてくれた。長谷川同様、レギュラーとして活躍した金沢あたりに移籍した方がお互いのためになりそうだが、左利きの左SBは人材が豊富とは言えず、本人が新潟でより成長する意欲があれば、残留してくれた方がありがたいだろうか。

右SB同様、緊急時には田上大地早川史哉を起用することもあるだろうが、よりチーム戦術にあった選手を獲得するか、渡邊の適応力に期待、ということになるだろうか。

CB
トーマスデン(8試合出場)は、このままプレーを見ることができないままかと思わされたものの終盤に復帰。運べるドリブルを持ち、身体能力の高さも魅力で、何よりも他のCBに少し欠けているスピードがある点が魅力。裏に抜けられたかに見えても、スピードと足の長さで事なきを得るに至ったシーンが幾度となくあった。怖いのはワールドカップに出場し、そのまま海外移籍してしまうこと。国内移籍はあまり心配しておらず、コンディションさえ整っていれば十分にJ1で通用するだろう。もし移籍等してしまう場合は、若くてスピードがあり、ビルドアップ能力もあるCBの補強が必須だ。なかなかいなそうではあるが・・・

千葉和彦(25試合出場)、舞行龍ジェームズ(27試合出場1得点)はいずれも、年齢的にも新潟残留だろう。千葉は前に運べるドリブル、舞行龍は逆サイドへのロングフィードが魅力で、これがあるから”後ろでボールをつないでいるだけ”のサッカーに終始せずに済んでいるのである。
ただし、J1の攻撃陣に対峙するとなると、年齢面やスピードの面で不安がないわけではない。
田上大地(23試合出場2得点)はセットプレー時の期待感は高く、ビルドアップもSBを経験したことで加入当初より向上したものの、常時レギュラーとなるとJ1では少々不安である。

ということで、千葉、舞行龍、田上+2名ほどレギュラークラスのCBがほしいところだ。1枠はトーマスデンならありがたい。外国籍選手を充てることも、十分考えてよいだろう。

早川史哉(7試合出場)もチーム残留だろう。時折見せる攻撃センスは期待感もあるが、上背的にも、ビルドアップを考えても、CBの常時レギュラーとしては厳しいだろう。
遠藤凌(いわき:16試合出場2得点)はレンタル延長となるか。岡本將成(鹿児島:18試合出場)はレンタルバックとなるだろう。今年ローテーションしがちな松橋体制であれば、チームに残しておいても面白い存在だったかなと思う。

ボランチ
福田晃斗(→鳥栖)の移籍は少し意外だったものの、昨シーズンの主力高宇洋島田譲が残留し、軸となるだろう。高はボールを奪いきる守備はもちろん、ミドルシュートから相手ゴールを脅かすプレーに期待したいし、島田はスルーパスやサイドチェンジ、セットプレーからのアシストにこれまで以上に期待したい。

底上げという点では秋山裕紀(←鹿児島)に注目だろう。アルベルト体制では序盤こそ起用されていたものの途中からは半ば構想外であった。新監督の下で展開力を武器に心機一転頑張ってほしい。

ほか、吉田陣平(←佐賀東高)、藤原奏哉高木善朗あたりが控えとなるか。若干選手層が薄いのが気になるところで、長期離脱者が出ないことを願う。

オフェンシブハーフ
トップ下は高木善朗が一番手なのは間違いないか。昨シーズン後半は高木のところでとことんファールで潰されただけに、周囲との連携でいかに高木がフリーでボールを受けられるかは重要になりそうだ。
伊藤涼太郎(←水戸)はFWの下のポジションで、高木以上に得点に絡むプレーが期待できそう。秋山裕紀はこのポジションも兼任となるか。それぞれタイプが異なり、途中交代も含めて上手く使い分けられたらよいだろう。

サイドでは本間至恩松田詠太郎(←大宮)が軸か。松田は大宮では十分な出場機会を得られなかったものの、横浜Fマリノス時代の師弟関係だった松橋新監督の下、大きな飛躍が期待される。至恩は昨シーズンは不本意な部分もあっただろう。今季は再び飛躍の年としたい。
縦に速い攻撃も織り交ぜ、サイドアタッカーのドリブル、スピードを生かせる攻撃を展開していってほしいものである。


ほか谷口海斗三戸舜介イッペイシノヅカ(←柏)、小見洋太伊藤涼太郎(←水戸)、星雄次シマブクカズヨシ(←新潟医療福祉大)と、重点補強で最も戦力が充実したポジションとなった。途中交代も含めて、様々なオプションが期待されそうだ。


スタメン
本間至恩 島田譲 高木善朗 高宇洋 松田詠太郎 もしくは
三戸舜介 秋山裕紀 伊藤涼太郎 高宇洋 イッペイシノヅカ

まとめると

  堀米/渡邊       本間/三戸

  千葉/舞行龍 島田  
阿部           高木/伊藤  鈴木/谷口
  デン       高 

  長谷川/藤原    松田/イッペイ

SUB
小島 藤原/秋山 伊藤 三戸/シマブク イッペイ 矢村 谷口

鈴木孝司谷口海斗の既存のエース2人を中心に1トップを採用するのではないか。

鈴木はより「ゴールを決める」ことに専念してもらって、2桁得点に期待したい。
谷口はサイドの層が厚くなり、センターFW起用も増えるのではないか。豪快なシュートで15得点以上に期待したい。

ほか、昨シーズンはサイド起用に疑問だった矢村健も、FWもしくは1.5列目起用が増えれば、5得点以上は狙えるのではないかとみている。
サイド併用となりそうな小見洋太も、昨シーズン同様積極的なプレーを見せて、出場機会を増やしていってほしいところだ。

センターFWタイプが少なく、FWとしての新規加入選手がいないため一抹の不安はあるものの、チーム全体での攻撃面での強化で補っていくこととなるか。

スタメン
鈴木孝司
ベンチ 谷口海斗 矢村健
CB
舞行龍ジェームズ千葉和彦という昨シーズンの主力に加えて、トーマス・デン(←浦和)が加入。選手層は厚くなったといえる。
舞行龍のロングフィード、千葉の縦パスはもちろん武器だが、トーマス・デンは自らが攻撃参加もできるタイプのDF。また舞行龍、千葉にはないスピードも兼ね備えている。この3選手をどう組み合わせていくのか注目である。

監督が代わって飛躍に期待したい1人が遠藤凌。大卒ルーキーながらも出場機会は殆どなく、しかも天皇杯初戦、リーグデビュー戦ともに不慣れな右SB起用だった。今季は満を持して、CBのレギュラー争いに加わってくるとみている。
その他早川史哉、監督が代わってこちらも本来のCB起用もあり得そうな田上大地もサブに控えている。
岡本將成は鹿児島へ2度目のレンタル移籍となった。来季の主軸としての活躍を期待したい。

右SB
SBらしいSBの長谷川巧と、中盤のようなプレーができる藤原奏哉を上手く併用できたらよい。「縦に突破してクロス」ができるのは長谷川、組み立てに参加したり、気の利いたポジショニングができるのは藤原と一長一短で、どちらかがサブになってしまうのがもったいないくらいだ。両選手ともアシストや得点といった数を昨シーズン以上に伸ばしてほしいところである。
ここも田上大地早川史哉が控えとなるだろう。

左SB
今年もキャプテンを務める堀米悠斗は、最早チームの中心。昨シーズンはバランスをとって後方にポジションをとるなど気を遣いながらのプレーだったと思うが、今季はより攻撃面での関与に大いに期待したい。

そして新監督になって復帰したきた渡邊泰基(←金沢)も、右SB同様併用できたらよい選手で、サブに置いておくのはもったいない。金沢ではしっかり試合経験を積み、右の長谷川同様にSBらしいSBとして、持ち味を存分に発揮してもらいたい。
やはり田上大地早川史哉が控えとなるだろう。

スタメン
堀米悠斗 千葉和彦 トーマス・デン 長谷川巧 もしくは
渡邊泰基 舞行龍ジェームズ 遠藤凌 藤原奏哉


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